朴槿恵（パク・クネ）大統領と習近平・中国国家主席が１１月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議期間に韓中首脳会談をする。

第１４回韓中指導者フォーラム参加のために訪韓中の唐家セン・元外交担当国務委員（副首相級、７６）は２１日、青瓦台（チョンワデ、大統領府）で朴大統領を表敬訪問した後、「朴大統領が半月後に北京のＡＰＥＣ首脳会議に参加するが、その際に習主席と重要な首脳会談を行う予定」と明らかにした。今回、両首脳が会談をすれば就任後５回目となる。

唐元委員は李克強・中国首相が先週、南北高官級接触についての支持発言をしたことに関連して「朴大統領がアジア・欧州首脳会議（ＡＳＥＭ）期間に李首相と成功的な会談をしたが、中国メディアが会合についてたくさん報道し、２人の共同認識について高く評価した」と伝えた。引き続き「朴大統領は、中国で尊敬を多く受ける大事なお客さまで、中国国民にとても親近感を与える私たちの友人と呼べる」と話した。朴大統領が唐元委員に会ったのは今回が７回目だ。


この日、日本の谷内正太郎・国家安全保障会議（ＮＳＣ）事務局長は青瓦台で金寛鎮（キム・グァンジン）青瓦台国家安保室長兼韓国版ＮＳＣ常任委員長に会って「ＡＰＥＣ首脳会議の際に韓日首脳会談を希望する」という安倍晋三首相のメッセージを伝えた。