イラスト=カン・イルグ
閻学通が韓中同盟論を主張したのは、昨年出した『歴史の慣性』(韓国では『2023年世界史不変の法則』という題目で2月出版)を通じてだ。4月に訪韓した閻学通はいくつかのセミナーで韓中同盟論を改めて強調した。当時はまだこうした主張は独自の表現のように「童話のような話」と見なされたのか、特に注目されなかった。そのような韓中同盟論が先月末にまた浮上した。亜洲大学中国政策研究所(所長キム・フンギュ)創立記念セミナーで、王義ウェイ人民大国際事務研究所所長(43)が韓中は同盟に準ずる睦隣友好合作条約を締結するべきだと主張したのだ。王義ウェイは人民日報など中国内外メディアに500件以上も寄稿している才能あふれる学者だ。中国政府とも密接な関係を持つという。
【コラム】韓中同盟は可能なのか(2)
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