発電所の爆発後も、放射能に汚染されて死ぬかもしれない状況でも事故収拾をするために発電所へ向かった人も退職職員だった。このように原発従事者は、数多くの教育を通じた使命感・義務感が重要だと思われる。
以前、蔚珍(ウルチン)原発に勤めていた時のことだ。民間企業から納品された設備から振動が発生して、メーカーのエンジニアが瑕疵点検のため格納容器に入った。このエンジニアは音響式放射線測定機が正常に動作しているという信号音を、放射線に露出して音が出るものと間違えて翌日出勤しなかった。その日、民間企業の職員の作業と私たちの職員の作業を監督するために格納建物に入った私が受けた放射線量は、X線撮影時の100分の1程度だった。
以前、蔚珍(ウルチン)原発に勤めていた時のことだ。民間企業から納品された設備から振動が発生して、メーカーのエンジニアが瑕疵点検のため格納容器に入った。このエンジニアは音響式放射線測定機が正常に動作しているという信号音を、放射線に露出して音が出るものと間違えて翌日出勤しなかった。その日、民間企業の職員の作業と私たちの職員の作業を監督するために格納建物に入った私が受けた放射線量は、X線撮影時の100分の1程度だった。
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