45億人のアジア人の和合を導いた仁川アジア大会が4日、仁川アシアードスタジアムで行われた閉会式で幕を下ろした。イム・グォンテク監督が総監督を務めチャン・ジン監督が総演出を引き受けた閉会式は、「45億の夢がひとつになるアジア」というテーマで150分間にわたり行われた。閉会式には鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相と金栄秀(キム・ヨンス)仁川アジア大会組織委員長、アジアオリンピック評議会(OCA)のアハマド会長らが山積した。北朝鮮はこの日午前、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)労働党総政治局長と崔竜海(チェ・リョンヘ)秘書、金養建(キム・ヤンゴン)秘書ら11人を派遣した。会場は6万1000人余りの観衆で埋め尽くされた。
多文化家庭の子どもたち30人余りで構成されたレインボー合唱団、国立舞踊団、国技院など韓国伝統を生かした公演と、SISTAR、CNBLUE、BIGBANGら人気歌手公演などがあった。閉会式の途中では大会のハイライト映像が電光掲示板を通じ紹介され、大会期間中に各国選手団が見せた喜びと歓喜、緊張とため息の瞬間を伝えた。特に16日間にわたり選手をサポートした監督やコーチの姿が盛り込まれた映像は感動を呼び起こした。