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ジェシカ、他の解雇メンバーとは違う…組織的な対応の理由とは?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

ジェシカ

ジェシカが所属事務所のSMエンターテインメントに強く対抗している。

先月30日、微博(ウェイボー、中国版ツイッター)にコメントを載せて「SM側の不当」を主張し、1日午前には報道資料まで出した。「ジェシカの公式立場」という件名の電子メールは、前日の微博コメントを更に補完したものだ。自身の悔しさが詳細に記録されていただけだ。コメントより驚くべきことは、ジェシカの対応方式だ。これまで歌手と所属事務所間の紛争は単純だった。歌手がSNSに不満を暴露して所属会社が受け入れない場合、法的に争うことが一般的な流れだった。しかし“氷姫”ジェシカは対応方式も刃物のようだった。組織的に対応する方式が上手だった。

ジェシカは果たして今、何を考え、どのような未来を描いているのだろうか。


◆「ジェシカの公式立場です」

1日午前10時ごろ、一通の電子メールが届いた。

「ジェシカの公式立場です」という件名をクリックして本文に入ってみると、ジェシカの立場から自身の解雇に対する主張内容が綴られていた。差出人は広告代理店「SYNERGY HILL+KNOELTON」(以下、シナジー)。同社に電話をかけると「報道資料以外の内容について確認することはできない」という言葉が返ってきた。ジェシカと同代理店との関係、ジェシカの立場に対してはノーコメントで貫いた。

あるファッション界関係者は「シナジーは韓国の総合広告代理店で、マネジメントを担当する会社ではない。ファッション広報代行も手がけているが、ジェシカのオンラインショップ『ブラン』の広報代行で初めて縁を結んだ。今回のことも支援しているようだ」と紹介した。

ジェシカは先月30日、微博にコメントを載せて自身の悔しい胸の内を伝えた。数百の記事が量産されるなど、話題集めでは成功した。だが、世論は先に脱退を主張したジェシカの味方はしなかった。記事内容も「ジェシカ側の不当」を伝えるニュアンスが多かった。

ジェシカはこの戦いを長く見ている。SMに対抗することを計画しながら、世論形成のためにシナジーの力を借りた。29日午前、ニューヨークから一緒に帰国した恋人のタイラー・クォン氏も強力な助っ人になった。その間SMとはやり取りがなかったものとみられる。報道資料には「解雇された」とだけ書いた。「自身が先に脱退を主張した」という内容に対する釈明は外した。

▼この時間の少女時代8人は?

SMが少女時代8人体制を公式化しただけに、ジェシカの再合流は事実厳しくなった。SMは契約している間はジェシカのマネジメントも引き受けるといったが、ジェシカ側は心を遠くしている。

報道資料に「少女時代メンバーになったことは私の人生最高の日、辞めたいという考えたこともない」と書いた。だが、世論を意識して広告代理店を指名して報道資料を送ったのは、SMと残ったメンバーの意向に背を向ける行動だ。少女時代の再合流には関心がないという点を証明したとも言える。

8人少女時代はこれまで通り活動を継続する。中国深センでファンパーティーを開き、1日、全員帰国した。まずテティソは午後7時30分、清涼里(チョンニャンニ)ロッテ百貨店ハヌル公園でファンサイン会を行う。サニーもDJとして出演中のMBC FM4U『サニーのFMデート』を予定通りに進める。



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