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韓国議員の元裕哲氏「韓日議員親善囲碁、10年ぶりに再開」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国セヌリ党元裕哲議員(アマ5段、52)

10年間中断されている韓国と日本議員間の親善囲碁大会が来年1月にソウルで再開される。韓日修交50周年を記念するためだ。

国会棋友会長のセヌリ党元裕哲(ウォン・ユチョル)議員(アマ5段、52)は先月25日に日本を訪問し、日本棋友会長の菅直人元首相などと会い、韓日議員囲碁交流戦を再開することで合意した。

元議員は先月29日、「囲碁は相手を認めながら自分の家をさらにたくさん建てる“相生”(ともに育っていく)のスポーツ」とし「囲碁交流戦を通じて両国が“近くて遠い国”ではない“近くて近い国”になればと思う」と話した。韓日議員親善囲碁大会は1999年に日本で初めて開かれた後、2004年までの間に6回にわたり韓日交代で主催された。だが、17代総選挙で元議員が落選するなど議員構成が変わるなかで脈が切れた。


韓日間の正面対決らしく、勝負も熾烈だった。歴代戦績は韓国が4勝2敗で先んじている。10人だけが参加できるので、通常はアマ初段以上の実力を備えていなければならない。ウワサになるほど囲碁愛好家だった金鍾泌(キム・ジョンピル)元首相は3級だったので、参加することができない悔しさを盤外対局で鎮めたという。元議員は「国連総会議長だった韓昇洙(ハン・スンス)元首相は交流戦に参加するために米国から飛行機に乗って日本まで来たこともある」と話した。

--10年ぶりに大会が行われることになった。

「来年が韓日修交50周年だが、北核問題など両国間が協力して解決しなければならない懸案が山積している。韓日関係がこのまま進んでは終わりが見えなさそうだった。過去、米国と中国が修交する時、卓球によるピンポン外交をしたように、手談(碁を打つ)で関係回復のモチーフを探そうとの次元で推進することになった」

--囲碁がそのような役割を果たせるだろうか。

「菅直人・元首相は慰安婦問題など両国の懸案について韓国の立場をよく理解してくれる代表的な親韓派の政治家だ。我々の主張を安倍内閣に伝えるチャンネル役になってくれるものと期待している」

--韓日交流戦にすべて参加しているが、記憶に残る対局は。

「日本防衛大臣だった久間章生氏との対局だ。防衛大臣らしく、攻撃的で襲いかかるような“戦闘碁”を打っていた。結局には反撃して勝った。今回の交流戦は前職議員として参加も可能とのことだが、もう一度打ち合ってみたい」

--韓日中議員による親善囲碁大会の開催はないのか。

「そうでなくとも来年8月の開催を目標に推進しているところだ。今後は北朝鮮と台湾の参加にもつなげたい考えだ。盤上外交を通じて北東アジアの安定と平和に寄与したい」



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