朴槿恵(パク・クネ)大統領直属の統一準備委員会の鄭鍾旭(チョン・ジョンウク)民間副委員長は、「北朝鮮が閣僚級対話に出てくるなら韓国政府は制裁解除を含め南北関係活性化に必要な措置を取る準備ができていると承知している」と話した。北朝鮮に対話再開を促すと同時に韓国政府も北朝鮮に柔軟に対応するという意向を見せたのだ。
鄭副委員長は中央SUNDAYと24日と27日の2度にわたる単独インタビューでこのように明らかにし、朴大統領の統一観とこれを後押しするための統一準備委員会の活動方向を公開した。彼は朴大統領が委員長を務める統一準備委員会の活動を主導し韓国政府の対北朝鮮戦略づくりに参加している。
鄭副委員長は、「北朝鮮は過去に哨戒艦爆沈と金剛山(クムガンサン)での観光客射殺に対し謝罪に似た意志を表明する意向を示したことがある。北朝鮮が閣僚級会談に出てきてそのようにするならば韓国も制裁解除と金剛山観光再開、人道的支援拡大など前向きな措置をする準備ができていると承知している。なので北朝鮮は早く対話に応じなければならない」とした。
統一準備委員会は朴大統領が国政の話題として投げかけた「統一大チャンス当論」のビジョンと方法論を提示するための機関で、朴大統領と鄭副委員長を含む50人の委員で7月15日に発足した。
鄭副委員長は朴大統領の統一観と関連し、「朴大統領は吸収統一ではなく平和統一を追求し、北朝鮮を対話・協力の対象であり統一のパートナーと見ている」と話した。また、「核問題をいちばん前に置いた前政権とは違い、これを少し横に置いて環境のような小さな分野で協力し信頼を蓄積しながら究極的に南北が合意を通じ統一を成し遂げられるというのが朴大統領の考え」とした。だが、北朝鮮の核については「6カ国協議などを通じて持続的に廃棄を推進して行くだろう」と強調した。
鄭副委員長は、「先月青瓦台で統一準備委員会員のうち一部が『大統領が吸収統一をしないと直接明らかにする必要がある』と建議し、朴大統領は『吸収統一をしないという話をすることはできないのではないか。われわれは北朝鮮の急変事態を前提とした統一ではなく平和統一を追求する』という趣旨で答えた」と伝えた。続けて、「分断70周年を迎える来年に南北で京平サッカーを含む多様な文化行事を行う計画」とも明らかにした。(中央SUNDAY第394号)
「朴大統領は吸収統一ではなく平和統一を追求」(2)
鄭副委員長は中央SUNDAYと24日と27日の2度にわたる単独インタビューでこのように明らかにし、朴大統領の統一観とこれを後押しするための統一準備委員会の活動方向を公開した。彼は朴大統領が委員長を務める統一準備委員会の活動を主導し韓国政府の対北朝鮮戦略づくりに参加している。
鄭副委員長は、「北朝鮮は過去に哨戒艦爆沈と金剛山(クムガンサン)での観光客射殺に対し謝罪に似た意志を表明する意向を示したことがある。北朝鮮が閣僚級会談に出てきてそのようにするならば韓国も制裁解除と金剛山観光再開、人道的支援拡大など前向きな措置をする準備ができていると承知している。なので北朝鮮は早く対話に応じなければならない」とした。
統一準備委員会は朴大統領が国政の話題として投げかけた「統一大チャンス当論」のビジョンと方法論を提示するための機関で、朴大統領と鄭副委員長を含む50人の委員で7月15日に発足した。
鄭副委員長は朴大統領の統一観と関連し、「朴大統領は吸収統一ではなく平和統一を追求し、北朝鮮を対話・協力の対象であり統一のパートナーと見ている」と話した。また、「核問題をいちばん前に置いた前政権とは違い、これを少し横に置いて環境のような小さな分野で協力し信頼を蓄積しながら究極的に南北が合意を通じ統一を成し遂げられるというのが朴大統領の考え」とした。だが、北朝鮮の核については「6カ国協議などを通じて持続的に廃棄を推進して行くだろう」と強調した。
鄭副委員長は、「先月青瓦台で統一準備委員会員のうち一部が『大統領が吸収統一をしないと直接明らかにする必要がある』と建議し、朴大統領は『吸収統一をしないという話をすることはできないのではないか。われわれは北朝鮮の急変事態を前提とした統一ではなく平和統一を追求する』という趣旨で答えた」と伝えた。続けて、「分断70周年を迎える来年に南北で京平サッカーを含む多様な文化行事を行う計画」とも明らかにした。(中央SUNDAY第394号)
「朴大統領は吸収統一ではなく平和統一を追求」(2)
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