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現代車セミボンネット「H350」 独ハノーバーモーターショーで初公開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

現代「H350」 

現代自動車が年間販売台数が90万台規模のセミボンネット市場に挑戦する。

現代車は24日(現地時間)、ドイツで開かれた「2014ハノーバーモーターショー」で新車「H350」(輸出名)を世界で初めて公開した。

「H350」は従来の12人乗り「スタレックス」と35人乗り「カウンティ」(マイクロバス)の中間の大きさ。車体の長さは6195ミリで、「スタレックス」(5125ミリ)より1メートルほど長い。エンジンルームの半分ほどが前面に出ているセミボンネット(semi bonnet)に分類される。


現代車の関係者は「セミボンネットは世界で年間90万台ほど売れている」とし「特に欧州で貨物用バンや観光用バスとして人気がある」と説明した。

「H350」には「スタレックス」「ポーター」などに入る最大170馬力のAエンジン(ディーゼル2.5L)を搭載した。積載空間が12.9立方メートルと、競合車種のフォード「トランジット」(12.4立方メートル)、ベンツ「スプリンター」(10.5立方メートル)より広い。現代車の関係者は「欧州標準貨物規格の横・縦・高さ1200・800・900ミリの箱を5つまで載せることができる。競合車種は最大4つ入る」と紹介した。

現代車は「H350」を全州工場で製造し、トルコ商用車製造会社カルサンで組立(CKD)する計画だ。両社は2012年に生産提携を結んだ。主力市場の欧州と地理的に近く、関税の恩恵、人件費節減などを期待できるからだ。カルサンでの生産台数を2021年までに20万台に増やすという目標も設定した。ただ現代車側は「H350」の来年の販売目標、価格、燃費などは明らかにしなかった。国内では来年発売予定。



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