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多文化時代の韓国…二重まぶたに広い額、南方系の顔に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ナイジェリア出身のナウィゲ・ウンボさん(44)、妻のチョン・ウンヒさん(46)と子供たち。

1999年に韓国人女性と結婚して4人の子供を持つナウィゲ・ウンボさん(44、ナイジェリア)。彼のニックネームは「アフリカ儒生(儒学生)」だ。家父長的な価値観に土台を置く韓国の伝統教育を重んじる。子供たちの異性交遊はもちろん携帯電話の所持も許さない。中学2年生の長女(14)は「パパのせいで短いスカートをはくことを夢見ることもできない」と不満を言う。

余裕のない家計だが子供たちはみな国数英の塾などに通わせている。少し前から漢文の学習誌の購読も始めた。彼は「韓国で20年以上暮らしていると先行学習の重要性を悟ることになった。子供たちをソウルにある大学に進学させたい」と話した。

肌の色は違っても、生きる姿はまちがいなく韓国の家庭だ。ウンボさん家族のように「韓国人よりも韓国人らしい」多文化家族がとても増えている。韓国保健社会研究院のイ・サムシク博士は「2000年代以降、結婚移民者と移住労働外国人が急増している傾向」として「2050年の多文化家庭は約98万6000世帯で、韓国の全世帯の4.8%水準に達するだろう」と話した。現在のような増加率でいけば2100年には多文化家庭が韓国全世帯の20%を超えるだろうという予想だ。「韓民族家族共同体」が「多民族家族共同体」へと拡大するわけだ。


これに伴い「単一民族」の通念は崩れるしかない。韓国人の容貌から変わる可能性が大きいというのが専門家たちの分析だ。中央日報は「韓国の顔研究所」に依頼して、多文化家族が今と同じ傾向で増える場合の韓国人の顔の変化を予測してみた。その結果によると、額が狭くて二重まぶたのない北方系の韓国人の顔は、2100年には額が広くなり、女性の場合は二重まぶたが普遍化しながら南方系的な要素が強くなることが明らかになった。チョ・ヨンジン韓国の顔研究所長は「多文化家庭の比率が12%を超える2081年から韓国人の顔が急激に変わると見られる」と話した。



多文化時代の韓国…二重まぶたに広い額、南方系の顔に(2)

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