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<アジア大会>朴泰桓、自由形400で銅メダル…3連覇ならず

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴泰桓(パク・テファン)が23日、仁川(インチョン)文鶴(ムンハク)朴泰桓プールで開かれた2014仁川アジア競技大会水泳男子自由形400メートル決勝に出場し銅メダルを獲得した。朴泰桓が授賞式で金メダルの孫楊と銀メダルの萩野公介とポーズを取っている。

朴泰桓(パク・テファン)が23日、仁川(インチョン)文鶴(ムンハク)朴泰桓プールで開かれた2014仁川アジア競技大会水泳男子自由形400メートル決勝に出場し銅メダルを獲得した。朴泰桓が授賞式で銀メダルを首にかけた日本の萩野公介と抱擁している。

朴泰桓(パク・テファン、25、仁川市庁)のスピードが落ちた。朴泰桓は300メートルまで孫楊(23、中国)、萩野公介(20、日本)と接戦を見せたが、時間が経つほどトップとの差が開いた。最後のスパートに成功した孫楊(3分43秒23)が1位、萩野が3分44秒48で2位に入った。朴泰桓は孫楊に5秒以上遅れた3分48秒33で3位だった。

朴泰桓は23日、文鶴朴泰桓プールで行われた男子自由形400メートル決勝で大会3連覇に失敗した。レースの後半まで3人の選手は接戦を繰り広げた。序盤に飛び出した萩野をとらえた孫楊が中盤以降のレースを主導した。2000人を超える韓国ファンが大きな声援を送ったが、朴泰桓は終盤のスパートを見せることができなかった。

メーン種目の400メートルで金メダルを逃した朴泰桓の顔には悔しさが見られた。先月豪州で行われたパンパシフィック大会での記録(3分43秒15)さえ維持していれば金メダルが可能だったからだ。朴泰桓は「残念」という言葉を繰り返した。


朴泰桓は「大会開幕2、3日前までコンディションは良かった。練習通りにしていれば無難に1位になっていたかもしれない」とし「400メートルでは序盤に出ようという戦略だった。練習の時のようにしていればよかったが、後半に疲れが出た。自分が足りなかった…」と言葉尻を濁した。

朴泰桓は21日に行われた200メートルで銅メダルに終わった後、笑顔を失わなかった。むしろ「期待してくださった方々に申し訳ない」と話した。しかし「自分の名前が入ったプールで開かれる大会であり、周囲の期待が大きいのでプレッシャーもある」と胸中を表したりもした。

朴泰桓を4年間指導してきたマイケル・ボール・コーチ(豪州)もこうした点を感知した。ボール氏は400メートルの予選が終わった後、「韓国で開かれる大会なので朴泰桓が多くのプレッシャーを感じているようだ」と懸念を表した。

400メートルの決勝が終わった後、朴泰桓はそのプレッシャーについて具体的に語った。朴泰桓は「言い訳のようだが、韓国で開かれる大きな大会なので多くの方々が期待し、応援してくださった。しかし過度なサイン要請に苦しむなど困難な点もあった」とし「自分が良い方向で利用するべきだったが、そのようにできなかった」と話した。また朴泰桓は400メートルのレースを総括しながら「私がいろいろと未熟だったようだ」と語った。

朴泰桓は水泳選手として最盛期が過ぎた満25歳。朴泰桓が以前に見せたような勢いで孫楊と萩野が浮上してきた。朴泰桓に残されたレースは25日の自由形100メートル、26日の自由形1500メートル。200メートル、400メートルに比べて金メダルの可能性は高くないが、朴泰桓は「最善を尽くして、応援してくださる方々のために報いたい」と語った。



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