ポスコは東南アジア市場を狙ってインドネシア国営鉄鋼会社のクラカタウスチールとの合弁でジャワ島西端の都市イバラコンに東南アジアで最初の一貫製鉄所を建てた。クラカタウ・ポスコ法人のミン・キョンジュン代表が今年初めから稼働を始めた高炉を説明している。(写真=ポスコ)
そんな2つの法人が、ポスコの新たな期待の星として浮上している。解決法はこれだ。インドネシアは「売れるものを売ろう」、タイは「売っていなかったものを売ろう」戦略を使った。相反した戦略だったがいずれも著しく成功した。「みにくいアヒルの子」のようだった2つの法人の「攻め」と「防御」戦略を、現地で確かめた。
15日、インドネシアの首都ジャカルタからバスで1時間半余りかかった。到着した場所はジャカルタがあるジャワ島の西端の都市チレゴン。北側には太平洋を、南側にはインド洋を臨む小さな港町だ。ここにはポスコがインドネシア国営鉄鋼会社クラカタウスチールとの合弁(7:3比率)「東南アジア第1の製鉄所」がある。
2008年2月、インドネシア政府はポスコと日本の新日鉄住金(旧・新日本製鉄)にそれぞれ「一貫製鉄所の合弁投資」の提案をした。新日鉄は断った。すでにインドネシア市場の主導権を握っており、海外の製鉄所建設にともなう資金と技術の負担を背負う理由がないということだった。ポスコは違った。インドネシア国民1人あたりの鉄消費量は61キロ。世界平均(238キロ)や中国(505キロ)、日本(516キロ)と比較すれば非常に低い水準だ。鉄鋼産業の発展段階だけで見れば「離陸期」程度で、ポスコはインドネシアの鉄鋼市場の成長可能性が高いとみて投資に入った。日本が占領した市場を攻撃するためには投資が必要だった。インドネシアに製鉄所を作ることになれば東南アジア一帯の国に販売する鉄鋼製品には無関税が適用され、価格競争力があった。ポスコはその年の10月に了解覚書(MOU)を結び、3兆ウォン(年間生産300万トン)に及ぶ大規模な投資に入った。
ポスコ、インド沃シアに大規模投資…日本主導の市場で挽回なるか(2)
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