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サムスン電子とLG電子のエアコン紛争

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
LG電子がサムスン電子のシステムエアコン技術を持ち出したという疑惑が提起され検察が捜査に入った。LG電子の趙成珍(チョ・ソンジン)生活家電部門社長が今月初めにドイツの家電見本市IFAでサムスン電子の洗濯機を破損した容疑で捜査中なのに続き両社の家電戦争が拡大する格好だ。

ソウル中央地検は22日、サムスン電子のシステムエアコン関連資料を持ち出した容疑(不正競争防止法違反)でLG電子の元常務と元部長を捜査中だと明らかにした。

検察によると、元常務らは2009年に韓国エネルギー技術評価院の「エネルギー高効率システムエアコン国策研究開発課題入札公募に参加した。


この時サムスン電子が公募に提出した事業計画書など入札資料を外部評価委員を通じ持ち出したという。評価委員はUSBメモリーに資料を保存して持ち出したことがわかった。LG電子は数日後に行われた入札に参加し、最終評価で最も高い点数を取り課題を獲得した。検察は評価委員に対しても捜査を進めている。これに先立ち警察庁知能犯罪捜査隊はこの事件を捜査した後、今月1日に起訴意見として送検した。

一方、元部長は2012年に内部監察で会社の資金数十億ウォンを横領し内部機密を流出した事実が明らかになった。また昨年には業務上背任、産業機密流出などの容疑で懲役4年を宣告され服役中だという。LG電子は「元部長が会社に恨みを抱いて一方的な主張をしているもので、会社とはまったく関係ない。一緒に起訴意見で送検された元常務も2011年にすでに退社している」と明らかにした。



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