北朝鮮が“戦略種目”の重量挙げ(ウエイトリフティング)で相次いで世界最高記録を更新して金メダル2個を獲得した。
北朝鮮の重量挙げ看板選手のキム・ウングク(26)は21日、仁川松島(インチョン・ソンド)のタルピッ(月光)公園重量挙げ競技場で開かれた重量挙げ男子62キロ級で金メダルを獲得した。キム・ウングクは同日、スナッチと合計でそれぞれ世界新記録を打ち立てた。キム・ウングクはスナッチ3回目の試技で154キロを記録し、12年間破られることのなかっスナッチ世界最高記録(153キロ)を塗り替えた。ジャークで178キロを記録したキム・ウングクは合計332キロで2年前のロンドンオリンピック(五輪)で自身が樹立した合計世界記録(327キロ)を5キロ更新した。
スナッチ(バーベルを一度に頭上に持ち上げて静止する)が強いキム・ウングクは1回目の試技で147キロを軽く成功させた後、2回目152キロ、3回目154キロをそれぞれ持ち上げた。スナッチだけで2位の諶利軍(中国、スナッチ143キロ、合計321キロ)との差を11キロに広げて早々と金メダルを確定させた。
これに先立ち20日にはオム・ユンチョル(23)が男子56キロ級で合計298キロ(スナッチ128キロ、ジャーク170キロ)を持ち上げて北朝鮮選手団に初の金メダルをもたらした。特に彼がジャーク(バーベルを肩または胸にかけた後、頭上に持ち上げる)で成功させた170キロは大会初の世界新記録だった。彼は自身の体重(56キロ)より3倍以上重いバーベルを表情ひとつ変えないまま軽々と持ち上げた。オム・ユンチョルはスナッチでは3位にとどまったが、武器のジャーク2回目の試技で逆転に成功した。オム・ユンチョルは「非常に図太かったと思う」と感想を明らかにした。北朝鮮は金正恩第1書記が昨年3月、「重量挙げを今後、勝算種目の1つになるようにしなければならない」と指示した後、今回のアジア競技大会を控えて同種目に集中投資してきた。選手団も男子・女子サッカー(38人)に続き最も多い12人を派遣した。
北朝鮮の重量挙げ看板選手のキム・ウングク(26)は21日、仁川松島(インチョン・ソンド)のタルピッ(月光)公園重量挙げ競技場で開かれた重量挙げ男子62キロ級で金メダルを獲得した。キム・ウングクは同日、スナッチと合計でそれぞれ世界新記録を打ち立てた。キム・ウングクはスナッチ3回目の試技で154キロを記録し、12年間破られることのなかっスナッチ世界最高記録(153キロ)を塗り替えた。ジャークで178キロを記録したキム・ウングクは合計332キロで2年前のロンドンオリンピック(五輪)で自身が樹立した合計世界記録(327キロ)を5キロ更新した。
スナッチ(バーベルを一度に頭上に持ち上げて静止する)が強いキム・ウングクは1回目の試技で147キロを軽く成功させた後、2回目152キロ、3回目154キロをそれぞれ持ち上げた。スナッチだけで2位の諶利軍(中国、スナッチ143キロ、合計321キロ)との差を11キロに広げて早々と金メダルを確定させた。
これに先立ち20日にはオム・ユンチョル(23)が男子56キロ級で合計298キロ(スナッチ128キロ、ジャーク170キロ)を持ち上げて北朝鮮選手団に初の金メダルをもたらした。特に彼がジャーク(バーベルを肩または胸にかけた後、頭上に持ち上げる)で成功させた170キロは大会初の世界新記録だった。彼は自身の体重(56キロ)より3倍以上重いバーベルを表情ひとつ変えないまま軽々と持ち上げた。オム・ユンチョルはスナッチでは3位にとどまったが、武器のジャーク2回目の試技で逆転に成功した。オム・ユンチョルは「非常に図太かったと思う」と感想を明らかにした。北朝鮮は金正恩第1書記が昨年3月、「重量挙げを今後、勝算種目の1つになるようにしなければならない」と指示した後、今回のアジア競技大会を控えて同種目に集中投資してきた。選手団も男子・女子サッカー(38人)に続き最も多い12人を派遣した。
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