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韓国、S&Pの格付けも「AA」目前

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
世界3大格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が韓国の格付け見通しを「ステーブル(Stable)」から「ポジティブ(Positive)」に引き上げた。S&Pは「早ければ6カ月後に格上げすることもある」とし、韓国は近く3大格付け機関すべてから「AA」を受ける主要10余カ国の一つとなる可能性が高まった。

S&Pは19日、韓国の格付け見通しをこのように変更し、「ポジティブは今後6-24カ月の間に格上げする可能性があるという意味であり、その可能性は3分の1以上」と説明した。現在の「A+」から遠からず「AA-」に格上げする可能性があるという意味だ。

これに先立ち、別の3大格付け会社のフィッチとムーディーズも「ポジティブ」の見通しを出した4-10カ月後に韓国の格付けを「A+」から「AA-」に引き上げている。S&Pが格上げすれば、韓国は過去初めて3大格付け会社すべてから「AA」を受けることになる。現在3社からすべて「AA」を受けている国・地域は米国・ドイツ・カナダ・豪州・シンガポール・香港・英国・フランス・ベルギー・サウジアラビアなど。


3社による韓国の格付けは1997年の通貨危機後にBに落ち、2002年にAを回復した。ムーディーズとフィッチは2012年8月と9月に相次いで韓国を「AA-」(ムーディーズの基準ではAa3)に格上げした。

S&Pは「ポジティブ」の格付け見通しを示した根拠に▼友好的な政策環境▼良好な財政健全性▼対外債務構造の改善--を挙げた。「韓国経済が主な先進国と比べ、今後1、2年間に安定的な成長を続けるという期待に基づいた」という説明も付け加えた。企画財政部の関係者は「S&Pが韓国の安定的な成長、良好な財政健全性、北関連の不確実性減少などを評価したようだ」と解釈した。



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