アジア競技大会の野球の日本代表チームが１８日、仁川（インチョン）空港から入国する。

日本代表チームは１１日から１週間の合宿訓練を行った。合宿期間にホンダなど実業団チームと３試合、千葉ロッテ２軍と１試合など計４回の練習試合で実戦感覚を高めた。

Ａ組に属する日本代表チームは入国後、本格的な練習に入る。２０日午前９時、文鶴（ムンハク）球場で練習してグラウンドへの適応を図る予定だ。その後２１日午後２時、木洞（モクトン）球場で練習後、翌２２日午後６時半から木洞球場で中国との組別リーグ１次戦を行う。２３日午後６時半からパキスタン戦（木洞球場）を行った後、翌日午前９時から松島（ソンド）ＬＮＧ球場で練習する。２５日には１２時半から文鶴球場でモンゴルと組別リーグ最後試合を行う。以後の練習および試合日程は組別リーグでの成績によって変わる。


４年前の広州大会で決勝進出に失敗した日本代表チームは、これまでの大会と同じように実業団チームの野球選手たちで構成された。プロ選手たちとの実力の差は明らかだが、右腕投手の関谷亮太（２３、ＪＲ東日本）をはじめとする一部の選手たちはアジア競技大会後、来年のプロ野球進出に挑戦するほど無視のできない戦力を備えているという評価だ。

一方、仁川アジア競技大会組織委員会によれば練習時間は最大１時間半まで許されるという。この関係者は「２０日、各国代表チーム会議で練習公開の有無が確認される」と付け加えた。