セヌリ党の金武星代表(中央)と党指導部ら議員が15日に仁川アジア大会公式後援を務める中国のスポーツブランド「361°」のロゴが刻まれたTシャツを着てスタジアムを視察している。
組織委員会の立場では中国の「361°」の後援はうれしいが、韓国のスポーツファンが向ける視線はそれほどあたたかくはない。アジア大会ゲームはオリンピックやワールドカップと並び開催国のスポーツパワーとブランドを世界に知らせる良い機会だが、ホームグラウンドで中国企業にその機会を渡したという指摘が出ている。2002年の釜山(プサン)アジア大会から12年ぶりに韓国で開催される国際総合大会に中国のスポーツブランドが宴を開いているのだ。特に「361°」は今回の大会を控えて中国特有のナショナリズムを強調した広告を制作し物議をかもした。水泳の朴泰桓(パク・テファン)と孫楊の正面対決を控え孫楊が韓国語で朴泰桓を挑発する内容だ。
アジア大会スタッフ2万人の胸に「361°」、仁川を占領した中国の服(2)
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