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初放送『私の人生の春の日』、陳腐な展開でも見たいドラマになるか

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

少女時代のスヨン(左)と俳優のカム・ウソン(右)

少女時代スヨン-カム・ウソン主演のMBC(文化放送)水木ドラマ『私の人生の春の日』が10日に初放送された。地上波で初のドラマ主演となったスヨンは期待以上の演技力を見せ、カム・ウソンとの息のあった共演への期待も上がった。

スヨンは初放送でほとんどワントップに近い活躍をした。限られた命だったが移植で心臓を提供してもらえることになったイ・ボミ役を演じたスヨンは、明るく元気な魅力をドラマのあちこちで発散した。カム・ウソンと初めての出会いや、海の中に落ちたスヨンがカム・ウソンの家族とのつながりを結ぶまでのストーリー展開もはやかった。映画『少女漫画』、tvNの『第3病院』、『恋愛操作団:シラノ』などを通じて女優として着実にキャリアを積み重ねてきたスヨンは、重くならない「明朗ガール」を演じた。カム・ウソンが4日『私の人生の春の日』制作発表会で「(スヨンとして演技を)ただ上手にするのでなく、本当にうまい。行き過ぎた称賛には口辛いほうだが、上手にする人たちと単純比較しても差をほとんど感じなかった」と語ったのに同感するだけのことはあった。

20歳差のカム・ウソンとスヨンのロマンス展開にも期待度は上がった。久しぶりにドラマで会うカム・ウソンは、やはり手堅い演技を見せた。


だが分かりやすく陳腐なロマンス展開に対する憂慮も消すことはできない。スヨンの姿にカム・ウソンはたびたび(心臓を提供した)妻を思い出し、みすぼらしく見えたカム・ウソンが突然「社長」になる展開は、これまであまりにも多く見てきたロマンチックドラマの展開を踏襲している。『私の人生の春の日』が分かりやすい展開でも感性をくすぐる「新しい」話をどのように引き出していくのかに関心が集まっている。





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