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【コラム】北の韓国無視がこの上なく不安な理由(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
秋夕(チュソク、中秋)連休中、海外メディアはすべて中東のニュースで騒々しかった。残酷な武装団体「イスラム国(IS)」のためだ。ISはシャリーア(イスラム法)が支配するカリフ(預言者ムハンマドの後継者)国家を夢見る。時代錯誤的な目標だ。西側勢力を悪の根源と見なす。民主主義・人権・対話・和解・共存などは排撃すべき西欧の価値にすぎない。ISは西側の記者を拉致して残酷に殺害するその場面を動画サイトに載せる。中世的な残酷さにインターネットを前面に出した21世紀的な映像・広報技法を異種結合した一種のハイブリッドマーケティングだ。最近会ったある対テロ専門家は「『驚くような性能』を強調するホームショッピングチャネルの商品のようにテロという商品を売っている」と話した。しかしISの武装は大したものではない。分捕った軽火器で武装したにすぎない。

問題は空母と戦略爆撃機を備えた米国がそのISを容易に根絶できないという点だ。莫大な資金を投入したイラク軍やクルド族自治軍隊でも力不足だ。すでに天文学的な戦費を注いだ米国は、再派兵することも事態を傍観することもできない進退両難の状況だ。なんとか制限爆撃という不明瞭な戦術で対応している。それも単独作戦ではなく数カ国を集め、連合軍として対応する態勢だ。このため米国は伝統的な欧州の同盟国はもちろん、ISとはイスラム分派がそれぞれ異なるイラン、内部イスラム勢力の蠢動を憂慮する中国とも手を握る態勢だ。「敵の敵は友」という論理で、昨日の打倒対象やライバルとも手を握るしかない。予算と世論の間で綱渡りするオバマ米大統領の困惑した姿だ。

こうした状況を眺めながら北朝鮮はどんな考えをするだろうか。ISをまともに扱えない米国を見ながら誤認する可能性はないだろうか。実際、北朝鮮はISとは比較にならないほど強力な軍事力を保有している。100万人の兵力に大規模な通常戦力はもちろん、連日、数種類のミサイルと長距離多段階ロケット砲まで発射している。まだ効果的な発射手段がないというが、実際に核実験もしている。

【コラム】北の韓国無視がこの上なく不安な理由(2)

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