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与党・セウォル号遺族の第3次交渉が決裂…国会正常化の展望は暗い(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

セヌリ党とセウォル号惨事遺族対策委の間の第3次面談が1日午後に国会で開かれたが、成果を出せなかった。双方は調査委に捜査権と起訴権を与える案について舌戦を繰り広げたが、遺族側が退場して会談は30分もしないうちに終わった。

1回投票して終わった。1日に定期国会は開かれた。しかし議事日程も合意できず、本会議で朴亨埈(パク・ヒョンジュン)国会事務総長の任命承認案1件を処理して終わりだった。

鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長はこの日午前から与野党院内代表を相次いで面談して協調を求めた。鄭議長の要請によりセヌリ党ソン・グァンホ議員の逮捕同意案が報告された後、朴亨埈総長に対する任命承認案の投票が行われた。5月初めの本会議で法案を通過させてから約120日ぶりだ。本会議にはクォン・スンイル最高裁判事候補者の任命同意案、93件の法案などが係留されていた。だが投票後、議員は会議場を退出した。鄭議長は「議決定足数が足りない」として散会を宣言した。

新政治民主連合の朴範界(パク・ポムゲ)院内報道官は「(ほかの案件をセウォル号特別法に)連係しない」としつつも「非常行動を取る状況ですべての案件を最初の本会議で全て行うのが非常な国会なのかという意見があった」と伝えた。


2日以降の定期国会の展望はさらに暗い。国会正常化の分岐点だったセヌリ党とセウォル号遺族の交渉が決裂したのだ。

セヌリ党の李完九(イ・ワング)院内代表らはこの日午後、遺族と3回目の会談を持ったが28分で終わった。双方ともに強硬だった。遺族は始まりから「長く聞きたくもない。第1次・第2次会合のように説得しようとすれば今すぐに立ち上がる」と話した。朱豪英(チュ・ホヨン)政策委議長も「度々進展した案を要求しているのに私たちが譲歩できるものがない。秋夕(チュソク、中秋)も近づいてあせっているが、原則を破ることはできない」と対抗した。

▼遺族=「与党がどれほど急いでいるのか分からないが、私たちは時間も何も問題にならない。ただ真相糾明をする方法さえあれば良い」

▼パク・ジョンウン弁護士(大韓弁協)=「家族が望んでいるのは、もう少し進展した話だ。同じ話を繰り返すのであれば時間だけが過ぎる」

▼朱豪英議員=「(与党の持分の特検推薦委員を野党・遺族の同意を求めることに)合意したものが不足するということは全くない。遺族たちだけがしたい話をすべてするのではないか」

▼遺族=「呼び出した理由は何か。与えるものがないと言いながらここに座っている理由が何か説明しろ」

▼金在原(キム・ジェウォン)議員=「捜査権・起訴権を(真相調査委員会に)帰属させるのは違憲的な捜査機関の創設だ」

▼李完九院内代表=「心を鎮めて私の苦衷を少し話してみたい。(笑って)互いにそう言わずに…」

▼遺族=「もう立ちあがろう。言論プレーをし続けるということだな。遺族が言論プレーされる人々に見えるか!」



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