ハン・チャンヒ代表は「27カ月なった娘がおもちゃを口にし、投げ捨て、乗っかるのを見て安全の重要性を悟った」と話した。現在トボットは投げたり折ったりする強度テストはもちろん、マイナス60~プラス60度で変形がないか確認する限界テストも受けている。
トボットを作ったヨン実業のハン・チャンヒ代表は数度にわたる事業の失敗がトボット成功の基盤だと話す。2002年にハン代表は24時間全日制で運営される中国の全寮制幼稚園を対象に「ロボット先生」が出てきて子どもたちを教育するテレビ番組を開発した。夕方の教師の代わりに子どもたちを教えるロボット先生を紹介すると、中国の幼稚園が購入の意向を伝えてきた。しかし折しも中国でSARSが発生して両国間の交流が困難となり事業は始める前にたたんだ。教育放送を作るために「ホールマン」という有名なキャラクターの使用権を苦労して取得したが、実際に使おうとしたらキャラクターに口がなく、お金を無駄にする笑えない失敗もあった。
韓国産ロボット「トボット」の進撃…パワーレンジャーの鼻へし折る(2)
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