当時経済首席秘書官だった康奉均(カン・ボンギュン)元財政経済部長官(71)は21日、記者との電話で、「金大中大統領が金宇中前会長を好意的に見ていたのは事実」とし「当時の経済首席秘書官としても、大宇に危機を克服してほしいというのが基本立場だった」と振り返った。しかし金元会長の認識が安易だったというのが康氏の指摘だ。康氏は「歴代政権で、大宇が厳しくなった時、青瓦台が助けて解決したことが多い」とし「大宇は問題が多いため崩れるというのが世界金融市場の世論だった。金融市場で大宇に問題があるという噂が広まり、資金を回収した」と述べた。
大宇自動車の売却に対する立場も違う。康氏の証言はこうだ。「大宇がサムスン車に行き、1カ月間経営もした。しかし金前会長が『サムスン車を買収すれば、そこで生産されるすべての車をサムスンが買え』と話した。常識に合わない」。大宇解体から15年後に回顧録が出てくることについても語った。康氏は「もし黒幕があったとすれば、政権が交代した後に出ていたはず。ところが表面化したことはなかった」と話した。
金前大宇会長「金大中政権が私を除去した」(1)
大宇自動車の売却に対する立場も違う。康氏の証言はこうだ。「大宇がサムスン車に行き、1カ月間経営もした。しかし金前会長が『サムスン車を買収すれば、そこで生産されるすべての車をサムスンが買え』と話した。常識に合わない」。大宇解体から15年後に回顧録が出てくることについても語った。康氏は「もし黒幕があったとすれば、政権が交代した後に出ていたはず。ところが表面化したことはなかった」と話した。
金前大宇会長「金大中政権が私を除去した」(1)
この記事を読んで…