フランシスコ法王が4泊5日間の訪韓日程をすべて終えて18日午後に韓国を出国した。歓送式が開かれた京畿道城南(キョンギド・ソンナム)のソウル空港には鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相と廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿、オスバルド・パディリャ駐韓法王庁大使が共に法王を見送った。フランシスコ法王が専用機に乗り込む直前に手をあげて最後の挨拶をしている。(写真=共同取材団)
◆素朴さの価値=法王は「パパモビル(法王が乗る自動車)」として韓国産「ソウル」を選んだ。小型車に乗る法王の姿は大韓民国に少なくない衝撃を与えた。そのような法王の行動は他人の目を意識する文化、大きな車を好む韓国社会の現状を今一度振り返らせた。金ではなく鉄製の十字架を首にかけ、法王用の赤い靴の代わりに枢機卿時代から履いている黒い靴を履いた。忠清北道陰城(チュンチョンプクド・ウムソン)の福祉施設「コットンネ」では座ってひもを結ぶ姿まで見えた。
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