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<サッカー>韓国協会、新監督候補ファン・マルバイク氏との交渉決裂

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ベルト・ファン・マルバイク氏

サッカー韓国代表の次期監督候補の筆頭だったベルト・ファン・マルバイク氏(62、オランダ)との契約が決裂した。

大韓サッカー協会は17日、「マルバイク氏との契約交渉は、いくつかの条件が合わず決裂した」と明らかにした。

優先交渉対象者3人のうち筆頭だったマルバイク氏にオランダで会った李用秀(イ・ヨンス)技術委員長(55)は7日、「1週間以内に結果が出るだろう」と述べ、マルバイク氏も韓国監督職に大きい関心を表した。


しかし交渉は成立しなかった。理由は明確でないが、年俸と韓国滞在期間が原因に挙げられている。サッカー協会は年俸約20億ウォン(約2億円)を提示したと伝えられたが、年俸に対する税金の問題で隔たりがあったとみられる。

またマルバイク氏は「欧州組の韓国選手が多いため、欧州と韓国を行き来しながら監督を遂行できる」と話すなど、韓国滞在期間を最小化を望んだ。しかしサッカー協会の立場で、これは負担となる要求だった。国内ファンの情緒上“在宅勤務”という非難世論が出る可能性があり、Kリーガーの剥奪感も予想されるからだ。

今後の交渉は難航が予想される。李委員長は「年俸交渉時に情報が露出すれば、交渉の過程で不利益が予想される」という理由で候補の名前を明らかにしなかったが、マルバイク氏が監督候補の筆頭であることが公開された。概略的な年俸が公開され、第2、3候補との交渉で不利に作用することもある。

サッカー協会はワールドカップ(W杯)本大会16強以上の成績、英語駆使力など8つの条件を提示した。第2、3候補はベールに包まれている。ブラジルW杯でギリシャを16強を導いたフェルナンド・サントス氏(60、ポルトガル)、2002年W杯でスペインを指揮したホセ・アントニオ・カマーチョ氏(59、スペイン)が候補とみられる。

ひとまず来月の親善試合(5日のベネズエラ戦、8日のウルグアイ戦)は洪明甫(ホン・ミョンボ)前監督(45)を補佐したコーチ陣が引き受けるか、臨時監督体制で行う可能性が高い。



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