5日、ソウル蚕室(チャムシル)の第2ロッテワールドのロッテワールドモール「AVENUEL」棟の中央から見下ろした名品館の様子。建物内のらせん状階段で各階をつなげた。
最も大きな問題は、今年3月に引き抜いて1カ月130万ウォンのバイト代を払って東大門(トンデムン)にある別の店舗で無理につかまえておいたスタッフが先週、結局辞めたことだ。ビョン社長は「中国語ができるので免税店にすぐ就職したそうだ」として「私たちの店舗は中国人顧客が70~80%なのに中国人観光客が集まる秋夕(チュソク、中秋)までにそんなスタッフを確保できるかどうか」とため息をついた。雇用される側も事情が苦しいのは同じだ。30代女性のクォンさんはロッテワールドモールに入店するフランチャイズ企業に5年目のキャリア店長として今年3月に採用された。だがオープンがずっと遅れて1週間単位でほかの地域の店舗を転々としている。クォンさんは「ほかの店舗の店長よりも私が年齢も経歴も上だが、臨時なのでゴミ掃除のような雑用をするしかない」とこぼしていた。
第2ロッテモール「123階タワーとは別棟なのに」…気をもむ入店企業1000社(2)
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