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「軍は信じられない…毎週面会し自分の息子は自分で守る」=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

6日午前、忠清南道論山の陸軍訓練所で新兵修了式が開かれた。家族と友人たちが二等兵の階級章を付けた兵士たちに向かって手を振っている。

「毎週面会に行くつもりだ。だれも信じられない。自分の息子は自分で守るべきではないか」。(京畿道南楊州市カン・スクさん)

「40歳で生まれた息子が医大を休学して医務兵に行く。ユン一等兵の事件が医務隊で起きたというが転役するまで親としては落ち着いて眠れないようだ」。(全羅南道麗水市キム・ヒョンシクさん)

6日午前、忠清南道論山(チュンチョンナムド・ノンサン)の陸軍訓練所。6月30日に入所した訓練兵1759人の新兵修了式が開かれた。ほとんどがすぐ部隊に配置され、一部は2~4週間の追加教育を受ける将兵が、ほぼ6週間ぶりに家族と会った。


行き交う話には不安感が色濃くにじんでいた。第28師団でのユン一等兵死亡事件と第22師団一般前哨(GOP)での銃器乱射など最近相次いで起きた軍隊内での事件のためだった。ある二等兵は「きのう(4日)精神教育の時に初めて小隊長にユン一等兵事件の話を聞いた。どんな先任兵に会うのか緊張する」と話した。別の二等兵は「訓練所では同期たちと生活して大丈夫だったがとても気になる」と話した。

親の心配はもっと大きい。キム・スンイムさんは「息子はアトピーが激しく、時には夜中に体をかく。そのために横の先任兵が眠れなければ…」としながら言葉を濁した。息子のムン・テヨン二等兵は「この前の体力鍛練で1等になった。お母さんが考えるほど弱くない」と母親を慰めた。息子を抱きしめ「なにがあっても元気に帰ってきてくれ」と話す親も見られた。

チョン・ジョムヒさんは「息子が訓練所にいる間5回電話し、『軍隊は良くなった』と安心したがユン一等兵事件が起きた。それこそ天国から地獄に落ちた気がした」と話した。ソウルから来たユ・スクウォンさんは、「入隊するまでは息子が楽なところに行けるよう願っていたが、いまはそうではない。安全なところで良い人たちと過ごすことを願うだけ」と話した。





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