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訪韓法王、セウォル号惨事犠牲者家族と生存生徒と面会へ

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
フランシスコ法王が訪韓期間中に旅客船セウォル号惨事の犠牲者家族と生存生徒と会う。

天主教法王訪韓準備委員会の代弁人のホ・ヨンヨプ神父は5日、「法王が8月15日大田(テジョン)ワールドカップ競技場で開かれる聖母昇天大祭であるミサに参加するセウォル号遺族と生存生徒と別途会う予定」と明らかにしたことを韓国メディア「ニューシス」が報道した。

ホ神父は「セウォル号特別法制定を求めて光化門(クァンファムン)広場で座り込み断食を行っている犠牲者家族に会い、施福式行事当日の協力を求め、彼らから前向きな返事をもらった」説明した。


これに先立ちセウォル号惨事犠牲者家族の代表は5月30日、ソウル大教区庁で廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿を通じて法王との面会を求めた。韓国天主教会の建議で法王庁はセウォル号惨事犠牲者家族がより多く参加できるように聖母昇天大祭であるミサに招くことにした。法王は聖母昇天大祭であるミサのスピーチを通じてセウォル号惨事犠牲者家族を慰める予定だ。

北朝鮮天主教信者の招待に関しては「先月末、北朝鮮天主教関係者が出席は難しいと伝えてきた」としながら「まだ時間があるので様子を見守っている。我々は北朝鮮天主教信者が法王行事に必ず参加できると願っている」と答えた。

一方、16日、ソウル光化門広場で開かれる施福式行事は天主教信者17万人が参加する。施福式参加者の入場は午前4時から7時までだ。安全のためにガラス瓶製品やペットボトル飲み物、プラスチック材質の食べ物容器などは搬入が制限される。傘や金属性物も搬入が禁じられている。招待信者は入場券と身分証を持参し、代理出席や身元確認が取れない場合は入場することができない。

施福ミサ当日、ソウルと首都圏地下鉄は午前4時30分から運行が開始される。施福ミサが完全に終わる午後1時までは行事場所区域内の駅〔市庁駅、景福宮(キョンボックン)駅、光化門駅〕は停車せずに通過する。

チョ・ギュマン主教は「市民の不便を最小化できるようにさまざまな対策を政府やソウル市と話し合っている」とし、「法王の訪韓は世界の注目を集めており、韓国を知らせる良い機会なので市民の了解を求めたい」と呼びかけた。



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