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<韓国兵暴行事件>「加害者、殺人罪で処罰を」ネット署名運動まで登場(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
入隊した恋人を待つ女性たちのネットコミュニティーでも心配する書き込みが100件以上掲載されている。あるネットユーザーは「ボーイフレンドが28師団で勤めているが非常に心配だ」と書いた。ユン一等兵事件を公論化した軍人権センターは加害者の結審公判を傍聴する「法廷市民監視団」を募集中だ。軍検察は5日に予定された結審公判延期申請書を裁判所に出す計画だ。

一方、ユン一等兵の母親は息子の死亡前日の4月6日にも面会を試みたが会えなかったことがわかった。軍人権センターのイム・テフン所長はこの日記者と会い、「ユン一等兵の両親が息子の面会に行こうと食べ物まで用意したが、北朝鮮の無人機墜落事件で部隊が対応に追われ、行けなくなったと話した」と伝えた。ユン一等兵の母親は2月に息子が部隊への配置を受けた直後にも面会を試みたという。イム所長は「部隊で運動会が開かれたが、当時ユン一等兵が母親に電話し『マイレージ足りず(※後述)面会できない』と話した。当時兵長がそばで電話通話を監視した」と明らかにした。ユン一等兵の母親はこの話をしながら「私がおかしくなったふりをして行ったら息子のあざを見て問題を提起できたのに…」として泣き叫んだという。

該当部隊はマイレージを積み立てれば外泊などができるようにする賞勲制度を運営していた。イム所長は「マイレージが足りないという理由で両親の訪問を妨げるのは話にならない」と話した。


イム所長によると暴行を主導したイ兵長は普段から「おれの親父はやくざだ。おれを刺す奴は父親の会社をつぶし、母親は島に売ってやる」という話を公然としていたという。こうした脅しのためユン一等兵は訴願届け出ができなかったということだ。





<韓国兵暴行事件>「加害者、殺人罪で処罰を」ネット署名運動まで登場(1)

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