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習近平・安倍両首脳、初の会談調整

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本と中国が11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の時に首脳会談を実現するための調整に入る方針だと日本経済新聞が4日報道した。両国首脳の会談が実現した場合、2012年12月の安倍晋三首相の就任以来初の公式会談となる。

新聞は「習近平・中国国家主席が先月27日、中国を訪れた福田康夫・元首相と極秘裏に会って冷え込んだ日中関係に憂慮を示しながら現状打開に前向きである考えを表明した」と伝えた。「習主席は打開の条件も言及しながらこれは安倍首相にもすでに伝えられた」ということだ。中国側はこれまで首脳会談の条件として「尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題で(日本が)領有権を守らないことと、安倍首相が靖国参拝を中断するという約束をせよ」と主張してきた。習主席が福田元首相との面談で首脳会談の条件として何を提示したのかは知らされなかった。

菅義偉・官房長官はこの日の午前の会見で「具体的な(首脳会談)調整に入った事実はない。だがAPECで無条件に首脳会談が開催されれば良い」と話した。これに関して外交消息筋は「日本は中国がAPEC開催国であるだけに両国首脳会談の成功の可能性が高いと見ている」と話した。

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