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【時視各角】魂のない韓国国防部は打ちのめすべき(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
国防部の小技がかなり増えた。第28師団のユン一等兵の事件のことだ。国防部は4月初めの事件を、7月30日の再・補欠選が終わった後に密かに起訴した。それもニュースの注目度が低い週末の挑発だ。その次からは見慣れた風景だ。「最高刑を求刑する」という誓い-いつも同じ土曜日の国防部緊急会議-数十年間繰り返される「職位をかけて抜本的に根絶する」という約束…。

軍人権センターが公開したユン一等兵に対する過酷な行為は残忍だ。性器にアンチプラミン(消炎鎮痛剤)を塗り、床に吐いた唾をなめさせ、点滴をした後に回復すればまたユン一等兵を殴った。ぞっとする。最近は飼い犬に唾を吐いてなめさせても動物保護団体が動き出す世の中だ。韓某国防部長官は「恥ずかしいことだ」と言った。むしろ我々は国防部がもっと恥ずかしい。李柱栄(イ・ジュヨン)海洋水産部長官のように現場に向かい、遺族の前でひざをついて1泊2日の謝罪をしても足りない状況だ。

次は韓国社会の怒りの反応だ。「これは生き地獄か、軍隊か」「GOPのイム兵長がなぜ銃を乱射したのかなんとなく分かる」「軍隊は人を苦しめるところか」…。そして「国防部解体まで覚悟するべき」とし、強力な手術を注文している。すでに軍は深刻な不信の対象だ。非常に長い間、「過酷な行為は消えた」と嘘をついた。軍は「ユン一等兵が生き返りそうだ」という誘導尋問で自白を引き出したという。しかしさらに目を引く人物は医師であるユン一等兵の親戚と元法務官の弁護士である親戚だ。我々の社会は「そのような背後人物がいなければただの窒息死で伏せられたはず」と考える。それだけではない。インターネットには「第2のイム兵長・ユン一等兵を防ごう」という予備役のコメントがあふれている。それ以上耐えられなければそのまま脱営しろということだ。これが我々の社会の現状だ。魂のない国防部は信頼できないという雰囲気だ。


我々は知っている。軍はまた隠して済ませるという事実を。しかし我々の社会には「関心(要注意)兵士」より「関心国防部」がさらに深刻な問題として映る。南北対峙を口実に軍をひたすら「聖域」として残しておくのは難しい。軍を変えるには、些細なことから大規模な実験までためらう時ではない。



【時視各角】魂のない韓国国防部は打ちのめすべき(2)

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