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韓国経済副首相「最低賃金引き上げ前向きにしたい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政部長官が最低賃金の引き上げ率を現在より高める意向を明らかにした。非正規職のような低賃金労働者の所得を高めるためだ。崔副首相は3日、KBSの『日曜診断』に出演し、「最低賃金問題に対し過去より前向きにアプローチしなければならない」と話した。家計所得増大策として最低賃金引き上げカードを使う計画があるかとの質問に対する回答だ。ただ、「一気に上げるよりは適当な線を探し段階的に引き上げる」と線を引いた。「一度に大幅に引き上げればかえって雇用が減る副作用が起りかねないため」ということだ。

崔副首相が明らかにした「段階的引き上げ計画」は、2016年の最低賃金から反映されるものとみられる。来年の最低賃金はすでに6月末に前年比7.1%増の1時間当たり5580ウォンに決定された。企画財政部関係者は、「来年の最低賃金には手を付けることができないので現実的に2016年分から引き上げ率を高めるほかはない状況だ」と説明した。

現政権になって最低賃金は2年連続7%台の引き上げ率を記録した。李明博(イ・ミョンバク)政権時の2.75~6.1%より高まっている。






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