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「報償ばかり要求して冷笑されている」…現代自動車の“貴族労組”に苦言

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「金銭面ばかりが争点になる消耗的な利益紛争で、“貴族労組”“彼らだけのリーグ”という周辺の冷笑と非難を受けている」。

現代(ヒョンデ)自動車の尹甲漢(ユン・ガプハン)社長が毎年繰り返されている現代自動車の労使紛争に苦言を呈した。労組を「貴族労組」と指摘する直接的表現もいとわなかった。

現代自動車が3日に明らかにしたところによると、尹社長は談話文を通じ、「いつまで最大成果(報賞)ばかり要求し社会的非難を自ら招くのか」と話した。通常賃金に対しても尹社長は「(現代自動車の)賃金水準が低くて賞与金を通常賃金に含めるよう要求するものでは決してないだろう」と指摘した。また、「通常賃金の範囲は数十年間労使合意で定めたもの。ある日突然裁判所の判決が変更されたからと労使合意を白紙化できるだろうか」と反問した。尹社長は「労使は『あといくらもらえるのか』ではなく、『社員に必要なものは何か』を議論しなければならない。通常賃金問題もやはり『あといくらもらえるのか』ではなく通常賃金拡大の理由と問題点で判断しなければならない」と強調した。


現代自動車労組は今年の賃金交渉で、通常賃金拡大、前年純利益の30%の成果給支給、基本給15万9614ウォン引き上げ、現在事実上60歳となっている定年の追加延長、解雇者の復職などを要求している。





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