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<アジア大会>韓国野球代表、兵役未了者に配慮?(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

柳仲逸(リュ・ジュンイル)代表チーム監督

金寅植(キム・インシク)韓国野球委員会(KBO)技術委員長

7月28日に発表された仁川(インチョン)アジア競技大会の韓国野球代表メンバー選抜をめぐり論争が起きている。柳仲逸(リュ・ジュンイル)代表監督(51)は「どのように選んでも不満の声はあるはず。自分なりに悩んで選択した結果」と述べた。柳監督の説明にもかかわらず、兵役義務未了選手(24人のうち13人)があまりにも多いという声が出ている。最強の戦力を構成するより、兵役問題を重視したのではないかという非難もある。

31日、代表チーム選抜の責任者である金寅植(キム・インシク)韓国野球委員会(KBO)技術委員長に電話でインタビューし、選手選抜基準について尋ねた。

--代表選手の選抜で最も悩んだ点は。


「世代交代だ。過去の代表チームには10年以上プレーした選手が多かった。2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)まで残り3年だ。38歳の李承ヨプ(イ・スンヨプ)のような選手がその時までプレーできるかどうか不透明だ。今は若い選手が先輩の分まで頑張らなければいけない」

--選手選抜の結果に満足しているか。

「100%満足することはできない。金広鉉(キム・グァンヒョン、SK)や梁ヒョン種(ヤン・ヒョンジョン、起亜)など左腕投手はいるが、右腕投手がいないので悩んだ。ブルペンも悩みが多かった。最近成績が良くなかったが、過去の成績を考慮して林昌勇(イム・チャンヨン、38、サムスン)、奉重根(ボン・ジュングン、34、LG)らを選抜した」

--朴錫ミン(パク・ソクミン、29、サムスン)が脱落し、姜ミン鎬(カン・ミンホ、29、ロッテ)が選ばれたが。

「三塁手の朴錫ミンは成績は良いが、けがが多く、所属チームでも苦労してプレーしている。二塁手に呉載元(オ・ジェウォン、29、斗山)を選んだのは、他の内野手がけがをした時にバックアップが可能だからだ。捕手に姜ミン鎬(カン・ミンホ、29、ロッテ)を選ぶうえでも悩みが多かった。誰が見ても姜ミン鎬は最高の捕手だが、今年はあまりにも不振だ。それでも代表チームを率いる捕手は姜ミン鎬だと考えた。姜ミン鎬は打撃がよくないので、打撃がよい捕手の李宰元(イ・ジェウォン、26、SK)を同時に選んだ」



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