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真夏の韓国で口蹄疫発生…東南アジアから入ってきた可能性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国で初めて真夏に口蹄疫が発生した。24日、農林畜産食品部(以下、農食品部)によると、前日(23日)に慶尚北道義城郡(キョンサンプクド・ウソングン)の養豚農家から「豚の体に水疱ができた」として入ってきた届け出が口蹄疫と確診された。

防疫当局は同日、該当の農場で飼育していた1500頭の豚のうち口蹄疫症状が見られた600頭余りを殺処分した。また口蹄疫発生農場を中心に半径15キロ圏内の各道路に消毒液散布機などの防疫施設を設置した。口蹄疫にかかった豚は慶尚北道高齢霊(コリョン)から移された。もともといた高霊農場の豚からまだ口蹄疫症状は確認されていない。

韓国内で口蹄疫が発生したのは2011年4月以降、3年3カ月ぶりだ。真夏としては初めてだ。これまで口蹄疫は冬に発生した後、天気が暖かくなると消えた。農食品部のキム・テユン防疫総括課長は「暑い東南アジア地域から口蹄疫が移ってきた可能性があり、流入経路を調査している」と明らかにした。口蹄疫ウイルスは避暑行楽客に付いて全国に広がるおそれがある。これについて農食品部は「家畜ワクチンの接種を通じて伝染を防げる」としている。尚、口蹄疫ウイルスが付着しても人体には害はない。


今回の口蹄疫発生により、韓国は今年5月に国際獣疫事務局(OIE)で口蹄疫清浄国に認められてから2カ月でその地位を失うことになった。



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