崔副首相はこの席で、日本の「失われた20年」への懸念を再び取り上げた。崔副首相はこの日の冒頭発言で、「低成長、低物価、過度な経常収支黒字というマクロ経済歪曲現象と、内需と輸出、家計と企業すべてが萎縮する縮小均衡の警告音が鳴っている。このまま進めばややもすると日本の『失われた20年』を踏襲することにならないか懸念される」と話した。縮小均衡とは家計が財布を閉じて消費が減り、これに伴い企業も投資を縮小し、家計所得がさらに減る悪循環に陥り経済が縮小する現象をいう。1980年代に日本が円高を体験した後に縮小均衡の沼にはまり、その後20年間にわたり成長が停滞した。
崔副首相は「韓国経済は低成長のくびきから抜け出すことができない上、最近では微弱な回復傾向まで停滞し景気回復の火種が消えるのではないかという懸念まで提起されている状況だ。直面している経済の困難は時間が過ぎれば自然に解決する問題ではない」と話した。崔副首相が日本の失われた20年に言及したのはすでに4回目だ。崔副首相は8日の人事聴聞会をはじめ、16日の就任式、同日の国会予算決算特別委員会で「失われた20年」に関する発言をした。それだけ崔副首相が韓国の経済状況を切迫しているとみているという意味だ。
韓国副首相「強力な景気浮揚策が必要」…3箖の矢まとめて放つ(2)
崔副首相は「韓国経済は低成長のくびきから抜け出すことができない上、最近では微弱な回復傾向まで停滞し景気回復の火種が消えるのではないかという懸念まで提起されている状況だ。直面している経済の困難は時間が過ぎれば自然に解決する問題ではない」と話した。崔副首相が日本の失われた20年に言及したのはすでに4回目だ。崔副首相は8日の人事聴聞会をはじめ、16日の就任式、同日の国会予算決算特別委員会で「失われた20年」に関する発言をした。それだけ崔副首相が韓国の経済状況を切迫しているとみているという意味だ。
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