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<韓国列車衝突>「停止信号確認できなかった」機関士の過失の可能性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
事故が起きた太白(テベク)駅と文曲(ムンゴク)駅の間は単線のため、列車は一旦停止した上ですれ違わなければならない。駅に設置された信号機が赤信号なら止まり青信号なら通過する方式だ。だが、Oトレインの機関士は赤信号が点灯していた状態でそのまま走行したという。

機関士は22日、警察の調査に対し「停止(待機)信号をしっかり確認できなかった」と述べた。機関士は事故直後に血中アルコール濃度を測定した結果酒は飲んでいないことが確認された。機関士は経歴20年を超える。

国土交通部とコレール(韓国鉄道公社)は機関士の陳述から、機関士の過失の可能性があるとみている。


昨年8月に大邱(テグ)駅で起きたムグンファ号とKTXの追突事故も停車していたムグンファ号の機関士が赤信号を無視して出発したのが原因だった。

国土交通部はOトレインの自動列車停止装置(ATS)の故障の可能性も調査している。ATSは停止信号が点灯した状態で列車が動くとこれを感知して自動的に停止させるシステムだ。事故当時、列車は停止信号が示されていたが文曲駅をそのまま通過したと調査された。また、このシステムに異常はなかったが列車のブレーキなどが故障した可能性もある。

文曲駅は無人駅だ。信号機は太白駅で統制する。国土交通部は太白駅で信号システムの統制に問題がなかったのかも調べている。国土交通部のソン・ビョンソク鉄道局長は「さまざまな可能性を開いて調査している。正確な原因が明らかになるには1カ月以上かかるかもしれない」と話した。





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