線路上には正面衝突した2本の列車が見えた。人々が次々と列車の外に脱出していた。一部は割れた窓の間から抜け出した。数人は頭から血を流していた。事故列車からどうにか脱出した乗客はふらつきながら線路の外に避難した。線路の後方にはアパート団地があった。アパートの住民数十人が一斉にベランダの窓を開け線路側を眺めた。駆けつける救急車のサイレンの音が近づいていた。
22日午後5時50分ごろ、江原道(カンウォンド)太白市で列車2本が正面衝突した。1本はソウル・清涼里(チョンリャンリ)駅から江陵(カンルン)に向かう6両編成のムグンファ号、もう1本は忠清北道提川(チュンチョンブクド・チェチョン)とソウルを結ぶ4両編成の観光列車「Oトレイン」だった。Oトレインは江原道(カンウォンド)、忠清北道、慶尚北道(キョンサンブクド)の韓国中部内陸3道を回る循環列車だ。ムグンファ号には乗員乗客67人、Oトレインには43人が乗っていた。
22日午後5時50分ごろ、江原道(カンウォンド)太白市で列車2本が正面衝突した。1本はソウル・清涼里(チョンリャンリ)駅から江陵(カンルン)に向かう6両編成のムグンファ号、もう1本は忠清北道提川(チュンチョンブクド・チェチョン)とソウルを結ぶ4両編成の観光列車「Oトレイン」だった。Oトレインは江原道(カンウォンド)、忠清北道、慶尚北道(キョンサンブクド)の韓国中部内陸3道を回る循環列車だ。ムグンファ号には乗員乗客67人、Oトレインには43人が乗っていた。
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