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<韓国旅客船沈没>「夏の鬼ごっこ開始」…兪会長、逃走中のメモでは検察を嘲弄(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
兪炳彦(ユ・ビョンオン)清海鎮(チョンヘジン)海運会長(73)と思われる変死体が全羅南道順天(チョンラナムド・スンチョン)から発見されて、検察・警察捜査が急旋回する見通しだ。検察は兪会長が逃走過程で残した自筆メモも入手した。捜査当局は、兪会長がこのメモを遺言状ように残した可能性についても調査している。

兪会長の検挙作戦を行っている仁川(インチョン)地検特別捜査チームは21日、兪会長が逃走中に作成したメモを入手したと明らかにした。兪会長が全羅南道順天などの地を飛び回っていた5月末から6月初めごろに作成したと見られるこのメモはA4用紙計31枚分で、最近の心境やマスコミへの思い、幼少期の回顧などが記されている。メモは特異なことに鏡を見て読まなければならないように逆に書いている。兪会長は、五大洋集団自殺事件で4年間の懲役生活を送って以降、このようなスタイルを守っているという。

この文書には「初日はシン先生のお宅で過ごして短いが疲れて深い眠りで休息を取った」という一節があった。これは兪会長が錦繍院(クムスウォン)から抜け出した後、京畿道(キョンギド)にあるシン氏の家に滞在した跡だと推定されている。また「細くて弱々しい“大”が”太”の風を男のように起こしはしなかっただろう。海千山千、世の中のすべてのことを経験してきた老将の男たちが犯した風に違いない。過剰忠誠のような輔弼(ほひつ、王を助けること)のやり方であろう」「いくら考えを良く持とうとしても、何か疑わしい大小の疑問が長い尻尾、小さい尻尾に余韻が…」として、自身がある種の陰謀に陥っていることを示唆した。兪会長は特に「目を閉じて腕を広げてあちこち探す。私がここに立っていることを知らずにいろいろ探す。長い夏に向けた鬼ごっこが始まった」としながら、検察の追跡を嘲弄するような文を残した。マスコミに対する不満もメモのあちこちにあらわれている。兪会長は「番組司会者の意図的な形に偽りの証人のふるまいを見て、目も耳も神経を閉ざした。すべての番組から遠ざかった」とか「連日の放送は、魔女裁判の度を超している」と記した。


検察関係者は「兪会長を追跡する過程で入手した文書」としながら「兪会長の自筆メモに間違いない」と話した。



<韓国旅客船沈没>「夏の鬼ごっこ開始」…兪会長、逃走中のメモでは検察を嘲弄(2)

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