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韓国文体観部長官候補が辞退

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
鄭成根(チョン・ソングン)文化体育観光部(文体観部)長官候補が16日、辞退した。

鄭候補は「辞退の立場」という発表文で、「私は今日、文体観部長官候補職を辞退する」とし「その間、公職候補として国民の皆さんに希望を与えることができず、混乱させ、申し訳なく思う」と述べた。続いて「すべてを説明しきれない部分があるが、そのまま退くのが道理だと考える」とし「これまでの声援と激励に感謝したい」と話した。

鄭成根文体観部長官候補に対する人事聴聞経過報告書を送付してほしいという朴槿恵(パク・クネ)大統領の再要請が国会でついに受け入れられなかった。国会教育文化体育観光委員会(教文委員会)は15日の全体会議で、鄭成根候補の人事聴聞経過報告書の採択について再び議論したが、与野党間の隔たりを埋められず会議が中断し、0時を過ぎて自動流会となった。教文委員会は朴大統領が送付期間と定めた0時まで人事聴聞経過報告書を採択できず、鄭候補の報告書送付は自動的になくなった。


再要請にもかかわらず、国会が人事聴聞経過報告書を送付しなかったことで、朴大統領は人事聴聞会法第6条に基づき、鄭成根、鄭宗燮(チョン・ジョンソプ)の両長官候補を正式に任命できる法的根拠を確保することになった。しかし鄭成根候補が辞退したことで、野党が聴聞報告書採択を拒否した金明洙(キム・ミョンス)副総理候補、鄭成根長官候補、鄭宗燮長官候補のうち、鄭宗燮候補のみ大統領の任命が強行されるかどうか注目される。



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