先月ロンドンで開かれたフードフェスティバルの「テイスト・オブ・ロンドン」の会場。
英国の有名シェフのギジー・アースキンがあちこち走り回りながらお腹をすかせたお客を迎えていた。アースキンが出した料理はローストポークのポッサムとキムチ石焼きビビンバ。臨時レストランの名前は「Kタウン」で、アースキンが再解釈した韓国料理を披露した。このイベントでアースキンの韓国料理は熱い注目を浴びた。だが、アースキンには喜ぶひまもなかった。お客がとても多かったためだ。デザートとしてアイスクリームをのせたホットクまで味わった英国人は「韓国料理中毒」になった。
アースキンは英国で飛ぶ鳥を落とす勢いで浮上する女性シェフだ。彼女が韓国料理を選んだことからもわかるが、英国で韓国料理は徐々に人気を集めている。私は英国メディアの韓国料理関連記事を数年間にわたりモニタリングしてきたが、6カ月ほど前から韓国料理に関する記事が多くなり始めた。そして今回のイベントで韓国料理に対する熱気が実際に熱いことをこの目で見ることができた。
「テイスト・オブ・ロンドン」に韓国料理ブースが設けられたのは今回が初めてだ。ここを訪れた英国の美食家はプルコギのような代表的韓国料理メニューだけでなく、辛いラーメンとタッカルビに焼酎とビールを混ぜた「爆弾酒」に魅了された。英国人シェフと業界関係者は厨房側から韓国料理の食材と調理法を学んだ。現場では純粋に韓国料理に関心を持ってきた人たちに会うことができた。そのためこのイベントは韓国料理の世界化の可能性をありのままに見せたと考える。
このイベントは韓国政府と何の関連もなかった。韓国料理コーナーは韓国政府からいかなる財政も支援も受けなかった。韓国料理関連の輸入業者が資金を出したという。イベント会場の韓国料理コーナー近くに設けられたタイ料理コーナーが自国政府の大々的な支援を受けていたのとは違った。はっきりしているのはこのイベントが韓国料理広報のための最適な機会だったという点だ。そして民間の支援で設けられた韓国料理コーナーは大成功を収めた。(中央SUNDAY第383号)
【コラム】韓国のポッサムと爆弾酒に魅了された英国(2)
英国の有名シェフのギジー・アースキンがあちこち走り回りながらお腹をすかせたお客を迎えていた。アースキンが出した料理はローストポークのポッサムとキムチ石焼きビビンバ。臨時レストランの名前は「Kタウン」で、アースキンが再解釈した韓国料理を披露した。このイベントでアースキンの韓国料理は熱い注目を浴びた。だが、アースキンには喜ぶひまもなかった。お客がとても多かったためだ。デザートとしてアイスクリームをのせたホットクまで味わった英国人は「韓国料理中毒」になった。
アースキンは英国で飛ぶ鳥を落とす勢いで浮上する女性シェフだ。彼女が韓国料理を選んだことからもわかるが、英国で韓国料理は徐々に人気を集めている。私は英国メディアの韓国料理関連記事を数年間にわたりモニタリングしてきたが、6カ月ほど前から韓国料理に関する記事が多くなり始めた。そして今回のイベントで韓国料理に対する熱気が実際に熱いことをこの目で見ることができた。
「テイスト・オブ・ロンドン」に韓国料理ブースが設けられたのは今回が初めてだ。ここを訪れた英国の美食家はプルコギのような代表的韓国料理メニューだけでなく、辛いラーメンとタッカルビに焼酎とビールを混ぜた「爆弾酒」に魅了された。英国人シェフと業界関係者は厨房側から韓国料理の食材と調理法を学んだ。現場では純粋に韓国料理に関心を持ってきた人たちに会うことができた。そのためこのイベントは韓国料理の世界化の可能性をありのままに見せたと考える。
このイベントは韓国政府と何の関連もなかった。韓国料理コーナーは韓国政府からいかなる財政も支援も受けなかった。韓国料理関連の輸入業者が資金を出したという。イベント会場の韓国料理コーナー近くに設けられたタイ料理コーナーが自国政府の大々的な支援を受けていたのとは違った。はっきりしているのはこのイベントが韓国料理広報のための最適な機会だったという点だ。そして民間の支援で設けられた韓国料理コーナーは大成功を収めた。(中央SUNDAY第383号)
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