1時間後に公開された会議の結果も以前とは少し違った。政策金利は年2.5%と、14カ月連続で据え置きとなった。しかし以前の13回とは違い全会一致ではなかった。金利に対する韓銀の見方に亀裂が生じ始めたのだ。李総裁は「7人の金通委の委員のうち、一人の少数意見があった」と明らかにした。実際、今回の金通委で利下げをすると予想する人は多くなかった。それよりも全会一致が維持されるかどうかに市場の視線が傾いた。韓銀が“方向指示器”も出さずに車線を急変更したりはしないという判断からだ。そして重要な方向指示器の一つが少数意見だった。昨年5月に政策金利を引き下げる前にも少数意見が数カ月連続で提起された。
李総裁も会議直後の説明会で、利下げの可能性を開いておく発言をした。李総裁は「経済の下方リスク(危険)が強まった」と話した。景気浮揚に積極的な崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相候補についても、「経済を見る視点は(私と)大きく違わないと考える」と評価した。「政府と韓銀が景気の流れに対する認識を共有し、間隙を減らしていく努力が重要だ」という言葉も付け加えた。
14カ月ぶり崩れた全会一致…韓銀が利下げ示唆(2)
李総裁も会議直後の説明会で、利下げの可能性を開いておく発言をした。李総裁は「経済の下方リスク(危険)が強まった」と話した。景気浮揚に積極的な崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相候補についても、「経済を見る視点は(私と)大きく違わないと考える」と評価した。「政府と韓銀が景気の流れに対する認識を共有し、間隙を減らしていく努力が重要だ」という言葉も付け加えた。
14カ月ぶり崩れた全会一致…韓銀が利下げ示唆(2)
この記事を読んで…