1月、中国広東省東莞市で税関が押収した6トン分の密輸象牙を公開廃棄している。アフリカのテロ集団が中国に象牙を密売して稼いだ資金で各種テロを起こし、中国内でも「血のアイボリー(象牙)」取引を規制するべきだという声が高まっている。(中央フォト)
西欧に血のダイヤモンドがあるなら、中国には「血のアイボリー」がある。アフリカのテロ集団が中国に象牙を密売して稼いだ資金で各種テロを行っていると、国連環境計画(UNEP)が最近明らかにした。
これによると、ウガンダの反乱軍団体「神の抵抗軍(LRA)」はゾウを密猟して象牙を売り、毎年400万-1200万ドルを稼いでいる。中央アフリカ共和国とコンゴ民主共和国の反乱軍、スーダン・ダルフール虐殺を行ったジャンジャウィード民兵隊も象牙の密売で財源を拡充している。
アルカイダ分派のアルシャバブは象牙密貿易を仲介している。国際市民団体「ゾウ行動連盟」のクロスタ局長は「アルシャバブは1月に1-3トン分の象牙を買って販売し、その資金で武器を購入する」と、サウスチャイナモーニングポストに話した。
アルシャバブはその武器で昨年9月、ケニア・ナイロビのショッピングモールで67人の死者を出した人質テロを起こした。3-4日にも国会議員暗殺と車両爆弾テロをした。ヒラリー・クリントン元米国務長官が「テロ団体が象牙密売で資金を調達している」と取り上げるほどだ。
「血のアイボリー」…爆弾テロの資金源となる中国(2)
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