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世界の輸出市場でのシェア…韓国は3%中国は12%

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「海外に出ていく中国企業が恐ろしい」。

先月25日、済州(チェジュ)ロッテホテル。久しぶりに記者らの前に立ったネイバーのイ・ヘジン理事会議長が「恐ろしい」としたのはほかでもない中国企業だった。急速に浮上する中国の検索ポータル「バイドゥ」や世界最大の電子商取引業者になった「アリババ」を念頭にした発言だった。バイドゥは一時「中国のグーグル」と呼ばれた。だが、最近は「グーグルを追い越す」としてシリコンバレーの人工知能研究所所長を引き抜くなど足速な動きを見せている。海外のモバイルメッセンジャー市場ではネイバーの「ライン」とカカオの「カカオトーク」が参入しているが、業界ではアリババが上場後にモバイルメッセンジャー市場に参入することになれば韓中間の競争は本格化すると予想している。

中国企業の追撃は自動車分野でもはっきりと表われている。中国政府は世界最大規模である自国の自動車市場を守るため合弁形態で自動車産業を育成してきた。ダイムラーベンツと組んで「北京ベンツ」を設立し、現代自動車とともに「北京現代」を作る形態だった。国産ブランド育成にも乗り出した。政府の支援により上海汽車は昨年販売台数が507万3000台に達し、東風汽車は353万5000台を販売し内需市場で勢力を伸ばしている。3月には東風汽車が仏自動車メーカーのPSAプジョーシトロエンの株式14%を取得した。


現代経済研究院によると、石油化学、鉄鋼、自動車など韓国の伝統輸出市場で韓中間の競争が深刻化している。世界の輸出市場での韓国のシェアは2000年の2.7%から2013年には3.1%に0.4ポイント上がったのに対し、中国は3.9%から12.1%に急増した。現代経済研究院は「ITや造船分野では韓国が中国より競争力が優位にあるが、鉄鋼と機械などの分野ではすでに中国が韓国を引き離していることが明らかになった」としている。



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