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<韓国兵銃乱射>警戒線長い22師団、他部隊への管轄調整が必要

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
イム兵長の銃器乱射事件を契機に22師団に対する「改造」の声が力を増している。長い距離と陸地と海岸すべて担当する非効率性のためだ。江原道高城(カンウォンド・コソン)にある22師団の警戒線は総延長97キロメートルだ。休戦ラインと接する前方だけでなく東海岸の警戒も担当している。前方28キロメートル、海岸69キロメートルに達する。軍関係者は「近隣地域の3師団や21師団と比較すると5~6倍に達する長さ」と指摘した。

ところが兵力規模は他の師団とほとんど差がない1万2000人ほどのため、兵士1人当たりの担当業務ははるかに多いと指摘されてきた。今回のイム兵長の銃器事件だけでなく、“ノック亡命”など大小の事故が絶えないのもこうした22師団の問題点が根本原因ということだ。

国防安保フォーラムのヤン・ウク研究委員は、「陸軍である22師団は専門性を生かし前方地域だけ担当し、東海岸地域は海兵隊やその他の部隊に担当させなければならない」と指摘した。西部戦線の場合、江華島(カンファド)など近隣海岸地域は海兵隊が警戒勤務を担当している。自主国防ネットワークのシン・インギュン代表は、「1カ所のGOPがしっかりと監視できる距離は通常300~400メートルだが、22師団の場合1カ所のGOPが担当する鉄柵の長さは1キロメートル以上。哨所に詰める30~40人だけで24時間警戒することは到底不可能な水準だ」と指摘した。シン代表は「しっかりと警戒するにはこの地域に対する兵力を増やすか管轄地域を調整しなければならない」と指摘した。軍関係者は「一時この地域に2個師団を配置する方法も検討したが兵力資源が不足するため師団を追加で作るのは不可能だと結論を出した。現在としては適当な方法がない」と話した。






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