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青瓦台、首相人選システム見直し…外部の参加も検討

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴槿恵(パク・クネ)大統領が25日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で李完九(イ・ワング)セヌリ党院内代表や金在原(キム・ジェウォン)院内首席副代表と面談した。朴大統領は「国会との協力関係を重要と考え、こうした機会を頻繁に持ちたい」と話した。(写真=青瓦台)

青瓦台が安大熙(アン・デヒ)・文昌克(ムン・チャングク)元首相候補者の相次ぐ落馬を機に人事システムを見直すことにして具体案の検討に入った。

青瓦台関係者は26日「新しい首相人選に再び問題が生ずる場合、国政動力の弱体化はもちろん青瓦台の信頼が大きく損なう恐れがあるため、人事システムを改善することにした」として「現在さまざまな案について検討中」と明らかにした。

この関係者は「特に今回の首相人選は、青瓦台の参謀改編とあいまって離れる首席たちが積極的に取り組まず、人事委員会の動きが不十分だった面がある」と話した。


人事委員会は、大統領人事の公正性を担保するために新政府が青瓦台内に設置した機構だ。金淇春(キム・ギチュン)秘書室長が人事委員長を引き受けて、政務・国政企画・民政・広報の首席を固定メンバーとし、懸案によってほかの首席が参加する。だが朴槿恵(パク・クネ)大統領の側近で構成されているため朴大統領の人選について反対することが容易ではなく、朴大統領が「非公式」の推薦を受けた場合には検証もまともに行われないという一部の指摘があった。青瓦台は人事の失敗を繰り返さないために新首相の人選時に▼人事委員会のメンバー拡張と体系的運営▼与党幹部が参加する党・青瓦台の人事委構成▼専門家らが参加する外部からの人事委参加などの案をめぐって検討中だ。

朴大統領はこの日、青瓦台で李完九(イ・ワング)セヌリ党院内代表や金在原(キム・ジェウォン)院内首席副代表に会った。閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台報道官は「国会懸案に対する幅広い意見交換と最近の国民的な関心事について話し合った」として「互いに会って意見を交わすことは今後もあるだろう」と話した。午後5時から50分間行われた会合は、朴大統領から先に要請したものだ。この席で党指導部は、現行の人事聴聞会制度の改善の意志を表明した。李院内代表は会合後、記者懇談会で「野党と明日からでも人事聴聞会の改善案について協議するとの意を伝えた」として「身上問題などは非公開で一度会議にかけて、能力・資質・哲学・価値などの問題については国民に公開的に判断できる機会を与える方向で検討すると説明した」と伝えた。朴大統領はこの発言にうなずいたという。

前日、自主的に辞退した文候補や次期首相候補者についての話はなかったという。自身が次期首相の下馬評に上がっていることに関しては「私は該当しない」と否定した。



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