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韓国与党セヌリ議員「文昌克辞退問題はKBSの責任」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国国会の未来創造科学放送通信委員長である与党セヌリ党の洪文鐘(ホン・ムンジョン)議員は25日、文昌克(ムン・チャングク)前首相候補が自主的に辞退したことについて「文前候補が辞退することになったのはKBSの責任」と指摘した。7・14全党大会の中心人物でもある洪議員は同日、SBS(ソウル放送)ラジオのインタビューで「国民を誤った方向に導き誤った印象を植え付け、文前候補に対する冷たく厳しい反応を形成して追い込んだ世論が責任を負うべきだ」と述べた。洪議員は「我々の社会が先進社会に出て行くためには魔女狩り式の言論報道は自制されなければならず、もっと成熟しなければならない」と付け加えた。先立って洪議員は中央日報との電話インタビューでも「下半期の未来創造科学放送通信委員会の運営レベルでも(KBS報道問題は)しっかりと取り扱っていかなくてはならない」としながら「KBSが改造対象であることが明らかになった」と強調した。

洪議員は人事聴聞会自体が不発に終わったことに関連し「国会で法とその手続きにより聴聞会は開かれるべきものなのに、その途中で辞退することになり多くの方が非常に残念に考えている」と述べた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)が人事聴聞要求書を国会に提出しないことについては「(自主辞退するという)文前候補の意がそれ以上に強かったようだ」と述べた。

半面、新政治民主連合キム・ハンギル共同代表は、文前候補の辞退の後に朴槿恵(パク・クネ)大統領が「人事聴聞会の段階まで進めず本当に残念に思う」という立場を明らかにしたことを指して、「青瓦台はまるで国会が人事聴聞会を拒否したかのようにして責任を国会に押し付けている」と非難した。朴映宣(パク・ヨンソン)院内代表も「国会聴聞会前の検証は至極当然の国民の権利であり、高位公職者の任務」として、「透明な検証が、国民が政府と政策を信頼できるようになるための最も肝心な部分」と話した。

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