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韓国戦争参戦フィリピン勇士の変わらぬ“コリア愛”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国戦争(朝鮮戦争)に参戦したフィリピン老兵らの韓国に対する愛情は、60年以上過ぎても変わらなかった。彼らは「戦後の廃虚から世界一流国家に発展した韓国を誇りに思う」とし“コリアナンバーワン”を繰り返した。

韓国戦争当時、それぞれ情報部隊医務兵、砲兵観測兵、機関銃射手、迫撃砲兵として活躍したソフィオ・ロブリゴさん(86)、ドミンゴ・テベスさん(85)、セグンディノ・グレソラさん(85)、ドミンゴ・アガスさん(89)が、フィリピン再建のためにタクロバンに派兵された韓国のアラウ部隊に集まった。

テベスさんは「当時、韓国戦争参戦に志願するために海軍から陸軍に変えた」とし「60年前に戻っても同じ決定をしただろう」と話した。


彼らは韓国戦争参戦を生涯の誇りと考えている。

グレソラさんは参戦した勇士身分証を財布から取り出して見せ、「どの身分証より貴重なものだ」と語った。グレソラさんは「国家で無料教育の恩恵も受けたが、韓国の民主主義を守り、急速な発展に一助できたことを誇りに思う」と述べた。

最年長者のアガスさんは戦争当時、漢江(ハンガン)沿いで韓国軍から習ったという「アリラン」を歌うなど、アラウ部隊に対する感謝の気持ちも忘れなかった。アガスさんは「韓国が驚くほど成長し、このように私たちを助けてくれることに感謝する」とし「自分が命をかけて守った韓国が建ててくれた家に住むことになり、幸せに思う」と話した。

アラウ部隊はタクロバン地域に住む韓国戦争参戦勇士の住宅3カ所を建設した。24日には部隊から8.8キロ離れたタクロバン・パランガイ地域にあるアガスさんの家の補修に入った。生存参戦勇士4人の家をすべて韓国軍の手で建てるということだ。

アガスさんは「年末に予定されていたアラウ部隊の撤収を遅らせてもう少し助けてくれればいい」とし「撤収しても部隊が使用したコンテナを一つ残して、自分たちが時々集まることができる空間として利用できるようにしてほしい」と語った。



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