職業的に中国関連の文を書く筆者は、この1年間で1つ、目につく事を発見した。コメントの中で中国の習近平・国家主席に対する悪口があまりないという点だ。むしろ「問題ないと思える人」という好意的な表現が少なくなかった。峨山(アサン)政策研究院が4月に発表した米中露日など主要4カ国の指導者に対する好感度調査でも、習近平は不動の2位を守って1位のバラク・オバマ米大統領を追撃する姿だった。習近平が韓国で好感を持たれる理由は何か。大きく4つのことが言われる。
最初は重厚長大な体形が与えるイメージだ。習近平は前任の指導者・胡錦濤のようなハンサム型ではない。麗媛夫人も初めて習近平を紹介された時は「田舎くさい」という印象を受けたという。しかし180センチを超える落ち着いた風貌と寡黙な行動が、人々には頼もしく見えるとの良い印象だ。政治指導者というのは古い昔から、軽はずみなところのない重みがなければいけないという一般の期待に、彼の大きな体つきがかなり訴える効果があるように作用しているということだ。
【コラム】習近平の訪韓が成功するには(2)
最初は重厚長大な体形が与えるイメージだ。習近平は前任の指導者・胡錦濤のようなハンサム型ではない。麗媛夫人も初めて習近平を紹介された時は「田舎くさい」という印象を受けたという。しかし180センチを超える落ち着いた風貌と寡黙な行動が、人々には頼もしく見えるとの良い印象だ。政治指導者というのは古い昔から、軽はずみなところのない重みがなければいけないという一般の期待に、彼の大きな体つきがかなり訴える効果があるように作用しているということだ。
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