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<W杯サッカー>日本惨敗…南ア大会のような反転攻勢ならず

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
日本が2010南アフリカワールドカップ(W杯)と同じ反転攻勢を夢見ていたが、頭を下げる結果に終わった。

日本は25日(日本時間)、コロンビアとの2014ブラジルW杯C組第3戦で1-4と大敗を喫した。15日にコートジボワールとの第1戦で1-2と逆転負けした日本は、最弱体と評価されるギリシャを相手に引き分けで終わったのに続き、今大会で突風を巻き起こしているコロンビアには3点差と完敗した。16強進出の夢は水の泡に消えた。また最悪のゴール決定力に、選手たちも自信が急落して自滅した。海外組の香川真司(マンU)や本田圭佑(ACミラン)らはこの日ゴールを1つも決められなかった。

日本はW杯開幕前までは期待が大きかった。評価試合での成績が良かった。キプロス(1-0)、コスタリカ(3-1)、ザンビア(4-3)を全て破ってブラジル行きの飛行機に乗った。3試合で8ゴールを放った攻撃力が目についた。アルベルト・ザッケローニ監督はW杯4強入りを目標にしたが、雲をつかむような夢だった。


コロンビア戦だけでも2010南アフリカ大会のような逆転が起きるかもしれないと思っていた。当時の日本は、W杯直前に続いた最低の成績で自国サポーターから大変な非難を受けた。当時の日本の指令塔だった岡田武史監督は攻撃サッカーを強調したが、W杯を前に行ったAマッチ5試合で1引き分け4敗に終わっていた。特に韓国に0-2で敗れながら雰囲気が沈んでいた。岡田監督は歴代最悪の監督という酷評と共に退陣論まで出ていた。また日本の世論の90%以上が日本の2010南アフリカW杯16強進出は不可能だと展望していた。

しかしW杯開幕と同時に嘘のような反転が起きた。日本は攻撃サッカーを捨てて、極端な守備サッカーに変身して組別リーグで2勝1敗の成績をおさめた。カメルーンに1-0で勝ち、強豪オランダには対等な試合を繰り広げたが惜しくも0-1で敗れた。そして16強進出を左右する最後の第3戦でデンマークを3-1で破った。

遠征史上初の16強入りを果たした日本は8強入りをかけてパラグアイと対決してPK戦まで行った末に敗退した。岡田監督はあっという間に英雄になった。当時の朝日新聞は16強戦のパラグアイとの試合について「代表チームの選手たちが120分間“完全燃焼”した成熟した試合を見せた」と絶賛した。

だが、岡田監督のようにザッケローニ監督の奇跡は起きなかった。



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