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<韓国兵銃乱射>脱営兵の病院搬送写真、軍が代役使って演出した“偽物”だった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

武装脱営して検挙されたイム兵長の病院搬送過程で軍が代役を使っていたことが2明らかになった。写真は本紙24日付2面に掲載された「偽イム兵長」が江陵峨山病院救急室に移送される場面。

武装脱営して検挙されたイム兵長の病院搬送過程で軍が代役を使っていたことが2明らかになった。写真は本紙24日付2面に掲載された「偽イム兵長」が江陵峨山病院救急室に移送される場面。

武装脱営して検挙されたイム兵長の病院搬送過程で軍が代役を使っていたことが2明らかになった。写真は本紙24日付2面に掲載された「偽イム兵長」が江陵峨山病院救急室に移送される場面。

武装脱営して検挙されたイム兵長の病院搬送過程で軍が代役を使っていたことが2明らかになった。写真は本紙24日付2面に掲載された「偽イム兵長」が江陵峨山病院救急室に移送される場面。

武装脱営して検挙されたイム兵長の病院搬送過程で軍が代役を使っていたことが2明らかになった。写真は本紙24日付2面に掲載された「偽イム兵長」が江陵峨山病院救急室に移送される場面。

軍が江原道高城郡(カンウォンド・コソングン)の22師団一般前哨(GOP)で銃器を乱射して武装脱営し検挙されたイム兵長の病院搬送過程で、代役を使い取材陣と国民をだましていたことが確認された。国防部関係者は24日、代役議論が起きたことを受け、「応急措置などの問題で代役を使った」と明らかにした。軍は23日午後2時55分に江原道高城郡県内面(ヒョンネミョン)の山中で対峙中だったイム兵長が左胸と肩の間にK-2小銃を当てて引き金を引き自殺を図ると、ヘリコプターで国軍江陵(カンルン)病院に搬送した。イム兵長はコンピュータ断層撮影(CT)直後、救急施設が整っている江陵峨山(アサン)病院に運ばれた。この過程で軍は峨山病院救急室前に、50人余りの取材陣を締め出すために代役を投入した。

メディアでは江陵峨山病院に到着したイム兵長が水色の毛布をかけられたまま軍用救急車から降ろされる場面が報道されたが、これはイム兵長の代役だった。軍は担架に載せられ頭からつま先まで水色の毛布をかぶった将兵をイム兵長に偽装して救急室に搬送するふりまでした。国防部によると、軍は取材陣を締め出すために4台の救急車を準備した。行き先をカムフラージュするため国軍江陵病院で峨山病院を経て東仁(トンイン)病院に2台の空の救急車を送り、残り2台のうち代役を乗せた軍用救急車1台は救急室正門に送り取材陣の関心を集めた。実際のイム兵長が乗った搬送車両は地下の物流倉庫に入り、イム兵長は非公開ルートで手術室にすぐ運ばれた。国防部関係者は「当時イム兵長の血圧は60~90にすぎず、出血が多く危険な状況のためすぐに処置しなければ命を失う可能性があった。峨山病院側で送った救急チーム長が『仮想患者がいたら良いだろう』と要請してきて受け入れた」と明らかにした。

救急チーム長の要請を受けた国軍江陵病院長はまるで軍事作戦のようにイム兵長搬送に4台の救急車を投じ取材陣をかく乱した。負傷者の生死がかかった状況という点を理解したとしても、フォトラインなどを通じて接近を統制する方式ではなくメディアをだましたのは不適切な行動という指摘が出ている。また、イム兵長の搬送が終わった後に、やむをえず代役で取材陣を締め出した事実を明らかにすべきだったが、何の措置も取らず誤報が量産された。国防部は「きのうは代役を使った事実を知らず、けさ報告を受けた。峨山病院側から入口に取材陣が多いので対策を講じてほしいと要請してきたという」として責任を回避した。だが、峨山病院広報室は「峨山病院から先に要請した事実はない」と反論した。


国防部関係者は、「国防部の指示ではなく峨山病院側が送った患者引き受けチームの要請で事故者の状態を考慮して医療的次元で行われたもの。メディアに説明できず不必要な誤解を引き起こしたことに遺憾の意を示し、同様のことが再発しないようにする」と明らかにした。これに対し一部では「国防部が遺族らに取材に応じないよう箝口令を敷いたのに続きメディアの通常の接近まで遮断し過度にメディアを統制しようとしている」との疑惑も提起されている。





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