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習近平主席が来月訪韓…韓中の“共感”拡大へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

戸思社・中国人民対外友好協会副会長

「共感は韓中両国の関係発展の大切な資産だ。7月初めに予定されている習近平・中国国家主席の韓国訪問もやはり両国共感の領域を拡大する契機となるだろう」。

中国の青年公務員180人で構成された「2014中国青年友好使節団」を率いて韓国を訪問した戸思社・中国人民対外友好協会副会長(団長、54)は、習主席の訪韓の意味をこのように説明した。

彼は「習主席の今回の訪問形式は、単一国の訪問だ」として「それだけ韓国を重視しているという意味」と話した。昨年3月に就任した習近平主席はこれまで5回18カ国の歴訪に出たが、今年2月にソチ冬季オリンピック開幕式参観のためにロシアを訪問したことを除いて単一国の訪問がなかった。


西安外国語大総長を歴任した戸副会長は現在、民主党派(群小政党)の1つである民革(中国国民党革命委員会)の中央常務委員も兼任している。

--“共感”をテーマにした今年の使節団活動の所感は。

「南山(ナムサン)の安重根(アン・ジュングン)記念館、天安(チョナン)独立記念館などで韓中両国が共通の歴史認識を持っていることを確認した。アモーレパシフィック、サムスン、東大門(トンデムン)デザインプラザなどでは韓国の躍動的なイノベーションの現場を直接体験した。全て中国にも必要な部分だ。中国青年公務員たちにとって良い刺激剤になったと信じている。韓国の親切で細やかなサービス水準が印象的だった」

--反腐敗など最近、中国の公務員社会の変化の風が激しい。

「中国が公務員社会を構造調整しているのだと見ればよい。経済と同じように中国の政治も調整が必要だ。真の法治社会に進む過程だ」

--西安外国語大総長を歴任した。韓国にとって西安はどんな所なのか。

「西安がある陝西省は習近平主席の故郷であり、歴史文化の故郷だ。中国が力点を置いている新シルクロードの出発の都市が西安だ。中国の中でも発展の可能性が最も高い都市だ」



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